抗酸化による美白効果!【3章-2】
抗酸化って?
まず酸化とは物質と酸素がくっつくことです。呼吸も酸素を吸って二酸化炭素を出すという酸化反応で、この反応を利用してエネルギーを生み出しています。
ですから「酸化」とは、生体にとってなくてはならない化学反応なのです。
しかし、紫外線、喫煙、大気汚染物質、ストレス、過度な運動などの日常生活で生じる酸化ストレスは体内で活性酸素を生じさせ、体内で酸化ダメージを引き起こしてしまいます。
また加齢によって抗酸化力などが低下してくると、酸化から肌を守るシステムが追いつかなくなり、肌や身体にトラブルとなって現れてくるんです。
「抗酸化」とは、これらの元凶となる「カラダの酸化を抑える」ということ。女性の気になるエイジングケアにも抗酸化は欠かせません。
参考:資生堂ワタシプラス https://www.shiseido.co.jp/sw/beautyinfo/DB008285/
抗酸化で美白?
抗酸化作用によって得られるのはエイジングケア効果だけではありません。前のCHAPTERでローズマリーとシトラスを使った「ニュートロックスサン」やシダのエキスを使った「フェーンブロック」を紹介しましたが、そちらにも記載したように美白の効果があるのです。
紫外線を浴びると、体は細胞を守る防御機能として大量に活性酸素を発生させます。活性酸素自体は決して悪いものではないのですが、過剰に発生すると、健康な細胞までを攻撃してしまうのです。なので紫外線をたくさん浴びるとお肌が乾燥したり、シミ・シワが出来たりします。
その活性酵素を抗酸化作用のある成分を摂取することで、紫外線によるダメージを抑制し、シミを抑えることがでます。また抗酸化作用には日焼けの後のダメージ修復効果もあり、美白効果も期待できます。
抗酸化作用を含んだ成分
そんな美白・美肌には欠かせない抗酸化作用を多く含んだ成分は
・ビタミンC
・ビタミンE
・クコの実
・キウイフルーツ
・いちご
・シトラス等柑橘類
・アーモンド
・ブドウ・赤ワインなどのポリフェノール類
・緑茶
・シダ植物
・ローズマリー
など、多くのフルーツや野菜に抗酸化成分は含まれています。
気軽に摂取できるものも多いので、サプリメントが苦手な方も美白のためにフルーツなどを朝食に取り入れてみてはいかがでしょうか?
いろいろと調べて続けやすいものを探してみるのも楽しいですよね。
自分に合ったもので楽しく美白・美肌を目指しましょう。
おすすめ成分チェック!
抗酸化作用が豊富で注目の成分は「クコの実(ゴジベリー)」です。
クコの実にはポリフェノール、ビタミンC、色素成分であるゼアキサンチンが豊富に含まれており、これらの成分は強い抗酸化作用を持っています。
豊富な栄養素を含んでおり、スーパーフードとも言われています。
チベットではゴジベリーは古くから漢方薬として親しまれ、少なくとも1700年前以上前から利用されてきました。日本では薬膳酒の原料の一つとしても使われており、滋養強壮効果には古くから定評があります。また、幸福の果実としても知られ、食べると前向きで明るい気分になれると言われています。また、健康強化、滋養強壮のためにも日常的に利用されています。
株式会社ムムシキHP ILOVEGOJ (Ihttp://ilovegoji.com/gojiberry/index.html)より
古くからチベットや中国で使われていた歴史のあるくだもので、おいしく美白・美肌をめざすのにおすすめです。