サプリ成分の目的分類5:ホルモンバランスを整える
男性でも女性でも薄毛になることがあります。薄毛になる原因は様々ですが、男性の薄毛では、ホルモンが原因となっている場合が一番多いといわれています。
薄毛の原因の1つにDHT(ジヒドロテストステロン)によるものがあります。これは男性ホルモンと還元酵素が原因で薄毛を作り出します。
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男性ホルモンは女性にも存在していますが、その量は男性の方が圧倒的に多いです。男性は男性ホルモンの量が女性よりも多いため、男性ホルモンが還元酵素と結合する可能性が高くなり、女性よりもDHTが原因で薄毛になりやすいです。
このように女性よりも男性の方が薄毛になりやすい原因が多く、若いうちから薄毛対策を行うことが重要になってきます。
そのため男性の薄毛は、男性ホルモンのバランスを整えることができれば、改善が期待することができます。
ホルモンバランスを整えるのが期待できる成分
イソフラボン
男性ホルモンが多ければ多いほど還元酵素と結合する可能性が高くなり、薄毛の心配がでてきます。そのため、男性ホルモンを抑えることができれば還元酵素と結合する可能性は低下し、薄毛になりにくくなります。そこでおすすめなのがイソフラボンです。
イソフラボンは大豆などに多く含まれている、抗生物質の1種です。このイソフラボンは女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きをします。女性ホルモンが増えることで男性ホルモンが抑制されるため、DHTができにくい状態になり、薄毛になりにくくなることが期待できます。
ナツシロギク
ナツシロギクはフィーバーフューとも呼ばれる植物です。このナツシロギクにはパルテノライドと呼ばれる成分が含まれています。パルテノライドにはDHTを抑制する働きがあり、薄毛の改善が期待できます。
ノコギリヤシ
ノコギリヤシはヤシ科の植物で、葉の形がノコギリみたいにギザギザとしていることからこのような名前が付けられています。
イソフラボンが男性ホルモンに働きかけるのに対して、ノコギリヤシは酵素に対して働きかけます。ノコギリヤシにはDHTの原因である酵素の働きを改善する働きが期待できます。男性ホルモンが多くても還元酵素と結合しなければDHTはできないため、酵素の働きを改善することができるノコギリヤシには、薄毛の改善が期待できます。