①内臓脂肪・体脂肪・体重・BMI・ウエスト周囲径の健康改善・成分について

内臓脂肪・体脂肪・体重・BMI・ウエスト周囲径サポートサプリメントとは?
体脂肪とは内臓脂肪と皮下脂肪の総称です。
内臓脂肪は腸などの内臓周囲に溜まる脂肪、皮下脂肪は皮膚の下の皮下組織に蓄積する脂肪です。
内臓脂肪が溜まると、お腹がぽっこり出た「りんご体型」になるのが特徴で、メタボリックシンドロームは「内臓脂肪型肥満」が関連しています。
皮下脂肪はお尻や二の腕、お腹など動かさないことに溜まりやすく、男性より女性につきやすく「洋梨型肥満」とも言われています。
体脂肪は消費エネルギーより摂取エネルギーが上回った状態が続くとで増えいきます。
運動不足や食べ過ぎ、飲み過ぎなどにより摂取エネルギーが多い生活を送っていると、肥満になっていきます。
体脂肪や内臓脂肪、体重、BMI、ウエストのサポートをするサプリメントには大きく2種類あります。
脂肪燃焼を促して消費エネルギーの上昇サポートをするものと、糖や脂質の吸収を抑えて、脂肪の増加を抑えるサポートをするものです。
内臓脂肪・体脂肪・体重・BMI・ウエスト周囲径サポート成分とは?
では、内臓脂肪・体脂肪・体重・BMI・ウエスト周囲径サポート成分をご紹介します。
ご紹介するおすすめの成分は以下の5つです。
①エラグ酸(内臓脂肪・体脂肪・体重・BMI・ウエスト周囲径)
②カテキン(内臓脂肪・体脂肪)
③葛の花由来イソフラボン(内臓脂肪・体脂肪・体重・BMI・ウエスト周囲径)
④サラシア由来サラシノール(内臓脂肪)
⑤ターミナリアベリリカ(体脂肪・内臓脂肪・体重・BMI・ウエスト周囲径)
それぞれについて詳しく解説していきます。
①エラグ酸
エラグ酸は、抗酸化作用や抗がん作用があることが研究で報告されている成分で、体脂肪(内臓脂肪)や血中中性脂肪、体重、ウエストサイズなどの減少サポートもしてくれます。
エラグ酸は3つの面で肥満や脂肪のサポートをします。

1つ目は、脂肪細胞を肥大化させる「PPARγ」という分子の発現を抑制させ、脂肪細胞を正常にさせるサポート。
2つ目は、「レプチン」と「アディポネクチン」という2つの物質の働きをサポートします。
食欲を抑制させる「レプチン」と呼ばれるホルモンは、エラグ酸の働きによって活性化します。レプチンの働きが活発になることで、食欲が正常になり、食べ過ぎや飲み過ぎを防ぐのにつながります。
逆に、レプチンがしっかり働かないと、満腹感を得ることができず食べ過ぎのリスクが高まります。
そして、3つ目は、アディポネクチンという脂肪細胞から分泌される物質を増やすことも研究によりわかっています。
アディポネクチンにはレプチンの働きをサポートする働きがあります。
脂肪細胞の肥大化(内臓脂肪)によりアディポネクチンの分泌が減ってしまうと、血管を傷つけたり、体内に必要な働きを阻害することになります。
つまり、肥満を防ぐためには「レプチン」と「アディポネクチン」という2つの物質がポイントです。
また、エラグ酸は脂肪を防ぐことで、体重やBMIのサポートにも働きます。
参考:美と健康「エラグ酸の効果とは」
https://www.mdc.co.jp/content/ellagic-acid/detail_2.html
②カテキン
カテキンは緑茶や紅茶などに含まれるポリフェノールです。カテキンにはさまざまな働きがあり、健康維持に大活躍する成分といえます。
カテキンを継続摂取することで、内臓脂肪の減らすサポートをすることが報告済みです。
カテキンは脂肪消費に働く体内の酵素を活性化させ、脂肪消費を高め、継続的に摂取し続けることで体脂肪の正常化につながります。
実際にラットをつかった実験では、カテキンを継続的に与えることで体脂肪が減少した結果も出ています(画像参照)。

出典:お茶のおいしさと健康を科学する三井農林の研究プロジェクト「お茶の健康パワー 脂質代謝改善作用」
https://www.ochalabo.com/power/power20150306.html
ただ、継続的な摂取が大切なので、緑茶や紅茶、サプリメントから積極的に摂るようにしましょう!
参考:dヘルスケア「実証された茶カテキンの脂肪低減効果」
https://health.docomo.ne.jp/column/diet/0174
出典:お茶のおいしさと健康を科学する三井農林の研究プロジェクト「お茶の健康パワー 脂質代謝改善作用」
https://www.ochalabo.com/power/power20150306.html
③葛の花由来イソフラボン
葛の花由来イソフラボンには、体重や体脂肪、ウエストのお肉を減らすサポート機能があることがわかっています。
体内で余ったエネルギーの中性脂肪への合成を抑制する作用があり、脂肪の分解を促進し、体脂肪が消費されやすくなります。
そして、脂肪の燃焼が促されることで、体脂肪の減少サポートにつながります。
参考:消費者庁「表示しようとする機能性に関する説明資料(研究レビュー)」
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc06/youshiki5?yousiki5216File=A163%255CA163_youshiki5.pdf
薬事法ドットコム
「内臓脂肪と皮下脂肪を減らすのを助ける葛の花由来イソフラボンnメカニズム」
https://www.yakujihou.com/merumaga/2206071.pdf?utm_source=haihaimail&utm_medium=email&utm_content=mailid-855&hm_ct=f26b9ec1e0a5e97f3035a361a6035547&hm_cv=b9212f63b158669095ca297131b28c6f&hm_cs=11748362316017c9d6be1d88.88399750&hm_mid=mmvj7&hm_id=mmvj7&hm_h=a09.hm-f.jp
④サラシア由来サラシノール
サラシア由来サラシノールには、血糖値の上昇を抑える作用、腸内環境の改善に役立つ作用があります。
サラシア由来サラシノールは糖の吸収を活発にする「α-グルコシダーゼ」という成分の働きを抑える作用があります。
また、糖の吸収が抑制されることで、中性脂肪の蓄積を抑えることができ、結果的に肥満のサポートにもなります。
そして、糖の吸収を抑えることでオリゴ糖が腸へ届きやすくなり、腸内環境も整います。これにより、便秘解消や免疫機能の調整にもつながります。
参考:DMJえがお生活「カロリー対策で注目のサラシア(サラシノール)とは」
https://www.dmjegao.com/contents/ingredients/166
⑤ターミナリアベリリカ
ターミナリアベリリカはインドの伝統的なアーユルヴェーダという健康法でも使われてきた成分です。
ターミナリアベリリカを摂取することで、体脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪、腹部全脂肪面積)を減少させるサポートをすること、体重・BMIを減らすのを助けることがわかっています。
メカニズムとしては、ターミナリアベリリカには、脂肪や糖を分解することで、体内への吸収を抑え、脂肪が増えにくくなるためと考えられます。
参考:東洋新薬「ターミナリアベリリカTM」
https://www.toyoshinyaku.co.jp/gnc-rad/gnc-material/terminalia/#:~:text=%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%99%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%AF%E3%80%81%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%A6%E3%83%AB,%E3%81%A8%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82