シリカ固形サプリ20種 商品比較と注意点【3章-4】

シリカ固形サプリ20種 商品比較と注意点アイキャッチ

本ページでは『シリカ固形サプリ20種の商品情報リスト』とシリカ固形サプリに関する注意情報や商品詳細をご紹介します。ここでは最初に商品リストを提示し、その後にいろいろと興味深い情報をご提供していきます!

商品名 タイプ 珪素由来 珪素濃度 価格・円 内容量 販売元
特記情報
ライシア 原粉末 ※オーガニック稲タイプあり
(上位品:RBAシリカパウダー)
粉末 ○稲 41.000%
(46.000%)
2,780
(3,360)
3.5g
フレスコ・ヘルスケア
fResco Healthcare
完全無添加。ライシア原粉末は【オーガニック稲タイプ】あり。
また、上位品として、RB1-Goldシリカ(シリカ98%・白色)配合のハイグレードタイプの「RBAシリカパウダー」もあり。
Amorphous100 Hカプセル △稲・薬品使用 12.970% 15,800 257mg×3カプセル×30包 メディエーションズ
野菜パウダー
RBA beauty 錠剤 ○稲 10.667% 12,000 250mg×120粒 フレスコ・ヘルスケア
fResco Healthcare
植物性プラセンタ、ヒアルロン酸
超低分子フィッシュ・コラーゲンペプチド
ビタミンC、ビタミンE
RBA bone 錠剤 ○稲 10.667% 12,000 250mg×120粒 フレスコ・ヘルスケア
fResco Healthcare
大豆イソフラボン、カルシウム
マグネシウム、銅、ビタミンD、ビタミンK
ライシア Bone 錠剤 ○稲 10.250% 4,074 200mg×60粒 フレスコ・ヘルスケア
fResco Healthcare
ビタミンD
ライシア Beauty Sカプセル ○稲 6.030% 4,074 340mg×60粒 フレスコ・ヘルスケア
fResco Healthcare
ヒアルロン酸
シリカコンプレックス 錠剤 △スギナ 3.733% 1,286 500mg×90粒 NOW FOODS
カルシウム、亜鉛、マンガン、オーツ麦
ベントナイトミネラルパウダー
シリカサプリ 錠剤 △スギナ 3.010% 824 310mg×30粒 オーガランド
リアルサプリケイ素 錠剤 △スギナ&鉱物 1.089% 650 250mg×90粒 ディノス・セシール
ケイ素(シリカ) 17.5mg
微粒二酸化ケイ素(食添)
高濃度 ケイ素粒 錠剤 鉱物 1.037% 1,757 300mg×90粒 ミナミ・ヘルシーフーズ
水溶性ケイ素スプレー末・・・20mg
海藻粉末(石化海藻)・・・500mg
ベジ・シリカ Hカプセル △スギナ 0.940% 6,000 500mg×90粒 フローラ・ハウス
天使のシリカ 錠剤 鉱物 0.746% 1,869 250mg×70粒 マルマン
微粒ケイ素(シリカ)パウダー:20mg
微粒二酸化ケイ素(食添)
高濃度 ケイ素粒 錠剤 鉱物 0.622% 1,800 300mg×90粒 ウエルネスジャパン
水溶性ケイ素スプレー末・・・12mg
海藻粉末(石化海藻)・・・375mg
ケイ素と水素のサプリ 錠剤 △スギナ 不明 1,200 300mg×30粒 エヴァウェイ
微粒二酸化ケイ素(食添)
ハッピーシリカ ジュレ △稲・薬品使用 0.100% 12,000 5g×120包 ハッピーナチュラル
稲由来だが強薬品での抽出。シリカ表記。酵素配合。
水素×珪素サプリ Hカプセル 鉱物 不明 2,980 40カプセル Hydrogen Plus
微粒二酸化ケイ素(食添)
ライスシリカ・プレミアム
タブレット
RICE SILICA PREMIUM
Tablet
錠剤 △稲・薬品使用 不明 7,800 250m×180粒 ※ クレディ創食
サポニン、イノシトール、田七人参
ソイシルクシリカ Hカプセル 不明 不明 14,800 30カプセル ネイチャーワークス
発酵シリカ粉末
ビデンスドリンク – Videns drink – 粉末 不明 不明 2,980 100g シャローム
微粒珪素パウダー、微粒酸化ケイ素(食添)
水素×ケイ素 オープール
アンベリール
顆粒 不明 不明 12,000 1g×60包 マリーン商事
サイモケフィリシリカ 顆粒 不明 不明 18,000 2g×30包 株式会社すかい21
乳酸菌配合
ビデンスドリンク – Videns drink – 粉末 不明 不明 2,980 100g シャローム
ビューティシル・ヘア&ネイル 錠剤 不明 不明 2,580 60粒 Jarrow Formulas社
※ライスシリカ・プレミアム・タブレット(クレディ創食)は、粒の重さは推定値となります。販売商品内容説明に、粒の重さの記載がなく、なぜだか、濃縮液のライスシリカ・プレミアムと全く同じ表記でケイ素濃度9,000ppm(0.9%)・500mlと説明されていました(調査・公開時点の情報です)。つまりは、濃縮液と(一部)同じケイ素の製法を流用しているようですが、他の日本製の錠剤・タブレット商品と比較すると違和感のある表記なので、念の為、濃度は不明としております(ケイ素濃度の試験は可能ではあるもの、そこまでは実施できておりません。)

シリカ「固形サプリメント」タイプの基本情報

シリカ固形サプリの特徴

シリカ固形タイプのシリカ・ケイ素商品には次のような特徴があげられます。

  • ❶ ケイ素濃度が高い商品が多い。
  • ❷ 植物由来のケイ素を含む商品が多い。しかし、スギナ原料は注意。
  • ❸ 信頼できる高品質シリカ商品も複数ある一方で、海外製や詳細不明のシリカ商品が多数あり、バラエティに富んでいる。そのため、良品の見極めが必要。
  • ❹ 形態も、錠剤、ハードカプセル、ソフトカプセル、粉末、というように多様である。
  • ❺ 固形だが、「水溶性」だと実証されているシリカ商品ばかりである。

シリカ水タイプの商品の注意情報

<固形サプリメント商品の注意情報>

注意①
錠剤等のシリカ・ケイ素の固形サプリメント商品は、商品による商品実力・品質の差が大きいので見極めが必要!
注意②
食品添加物の化学的に合成された二酸化珪素(シリカ)も含まれている商品がある。しかも、ケイ素含有としてアピールしているものも・・。
注意③
「シリカコンプレックス」「ベジ・シリカ」など、日本で輸入・販売・製造が認められていないキレート処理を施した海外サプリメントがある。
注意④
「スギナ」という原料には、WHOからの危険情報がでているということ。チアミナーゼという成分も過剰摂取が危険らしい。あくまで原料の情報だが、注意は必要。
注意⑤
稲由来ケイ素でも、強薬品を使って作ったケイ素。また含有率も少ない「ハッピーシリカ」。固形では珍しく、シリカ表記で不親切。
注意⑥
「高濃度 ケイ素粒」は同じ名前で、内容の違う商品を2社が出している。成分も類似しているが、シリカ濃度は違う。

固形サプリ注意① 海外製のシリカサプリメントは、ケイ素濃度が不明であったり、飲み込みにくい大きさ・形状であったりすることも多く、注意が必要

固形サプリメントは多様にあり、しっかり比較すること!

固形サプリメント商品はとにかく、商品の種類が多様です。まずは「国内生産」か「海外生産」か、という点です。

さまざまな錠剤形状

とくに、海外製商品では、肝心なケイ素濃度が不明であることが多く、本サイトのリストには記載されていない固形サプリメントの海外輸入製品はまだ複数あります。また、海外製のシリカサプリメントは、形状や大きさが外人向けであるために、大きすぎたり、飲み込みにくかったりすることが良くあります。そのため、とくに高齢の消費者の方は、国産品のシリカサプリメントの方が小さくて飲みやすいものが多いので、オススメです。(写真が主な錠剤の大きさの比較)

シリカコンプレックスは海外製品の中では知られているが・・・。

たとえば、海外製サプリメントで「シリカコンプレックス」は比較的昔から日本でも販売されており、聞いたことがある人も多いかもしれません。口コミの評判でも知ることができますが、「シリカコンプレックス」は外人用に製造されたタブレット製品なので、一粒500mgと日本製品の約二倍も大きく、また、「臭いが強い」という声も少なくありません。もちろん、気にならない人もいるとは思いますが、こういう点を知った上で購入するようにしましょう。

形状で珍しいのがソフトカプセルです。現状、ライシアBeautyが最も有名なソフトカプセルですが、手に入れてみると、思ったよりも小さく、比較的、錠剤の中でも小さい部類にはいるライシアBoneとそこまでは感覚的に変わりません。写真も参考にしてみてください。

ソフトカプセルと錠剤

固形サプリ注意② 食品添加物の化学的に合成された二酸化珪素(シリカ)も含まれている商品がある。しかも、ケイ素含有としてアピールしているものも・・。

食品添加鵜物の二酸化珪素(シリカの一種)は化学合成品なので注意!

化学的に合成された食品添加物としての二酸化珪素(微粒二酸化珪素)=シリカを、有効成分としての含有シリカ・ケイ素として掲載している商品もあります。少なくとも食品添加物として認められているため、決して悪い物ではないのですが、薬品不使用の植物由来でかつ食品として認められている特定のシリカ・ケイ素原料とは違い、食品添加物の二酸化珪素(微粒二酸化珪素=シリカの一種)は2%までしか添加できないという規制があります。

このような食添のシリカを含有している商品としては、ディノス・セシール社の「リアルサプリケイ素」、マルマン社の「天使のシリカ」、エヴァウェイ社の「ケイ素と水素のサプリ」、Hydrogen Plus社の「水素×珪素サプリ」、シャローム社の「ソイシルクシリカ」という商品があります。
実際に食添とは別のシリカ・ケイ素がどれほど入っているのかを見極める必要がある商品だと言えます。

固形サプリ注意③ 「シリカコンプレックス」「ベジ・シリカ」など、日本で輸入・販売・製造が認められていないキレート処理を施した海外サプリメントがある。

シリカコンプレックスやベジ・シリカなどは、日本では輸入・販売・製造が認められていないキレート処理を施しています。そのため、合法的な方法としては直接、個人輸入をするという形式でしか購入することができません。その様な形式にして販売している通販仲介企業も実在するので、実際に入手をすること自体は可能です。

固形サプリ注意④ 「スギナ」という原料には、WHOからの危険情報がでているということ。チアミナーゼという成分も過剰摂取が危険らしい。あくまで原料の情報だが、注意は必要。

シリカ商品よりも、もともとハーブ茶にも使われるスギナだが・・。実は危険情報が公表されている!

スギナはハーブティなどに使用されることもある素材です。しかし、「チアミナーゼ」という酵素(チアミンを分解する酵素)によって中毒性の懸念がある植物として、スギナを食す場合の注意・警告が公表されています。「ワラビ中毒」という言葉を聞いたことはありませんか?実はあれも同じくチアミナーゼによるものです。
スギナ(茶)は、また次のようなリスクがあると指摘されています。「ビタミンB1欠乏症」「コルサコフ症候群」「ウェルニッケ脳症」「ニコチン中毒・障害」「腎臓・心臓への過度な負担」などです。国立健康・栄養研究所などからも危険性が指摘さているようです。
そのため、以下のサイトの注意事項も念のために掲載しておきます。
スギナ茶もしかり、サプリなどは毎日飲用するものです。注意事項は知っておきましょう。

シリカ原料にもなる「スギナ」のお茶でビタミン欠乏になるリスクが・・!

サイト『健康生活』
健康茶のはずのスギナ茶でビタミンB1欠乏症の「脚気」が起こる

【注意事項】

  • 妊娠中や授乳中の人は避けて下さい
  • 長期間摂り続けることは危険です
  • 子供にはたとえ一回でも与えないで下さい
  • 心臓病の人は絶対摂ってはいけません
  • 腎臓病の人は絶対摂ってはいけません
  • スギナにアレルギーのある人は絶対摂ってはいけません
  • ニコチンに過敏な人は絶対に摂ってはいけません
  • お酒をよく飲む人は注意して下さい
  • 不調が出たらスギナを中止、ビタミンB1誘導体を含む製剤を摂って下さい

固形サプリ注意⑤ 稲由来ケイ素でも、強薬品を使って作ったケイ素。また含有率も少ない「ハッピーシリカ」。固形では珍しく、シリカ表記で不親切。

稲由来ケイ素でも商品によって見極めが必要!ライシアとRBAは◎

稲由来ケイ素の商品が複数あります。フレスコ・ヘルスケアの「ライシア」「RBA」のシリカ商品シリーズは、「薬品一切不使用の特許技術製造の『特稲珪素RB1シリカ』(※)」という原料を使用しており、最近、健康業界のなかではその優良さから少しずつ有名になってきている独自原料です。
当サイトでもいろいろな調査分析の結果、噂通りのものであり、高く評価しています。このフレスコ・ヘルスケアのシリーズは2種類あり、ライシア商品シリーズのライシア原粉末、ライシアBeauty、ライシアBoneは植物性ケイ素の摂取量が1日分41mgです。他方、RBA商品シリーズのRBA BeautyとRBA Boneは、植物性ケイ素の摂取量が2.5倍の1日分100mg摂取で、さらにBeauty(美容)またはBone(骨・歯の健康維持)に嬉しい多種栄養成分が一度にまとめて取れるという豪華なシリーズとなっています。とくに、RBAシリーズ(RBA Beauty、RBA Bone、RBAシリカパウダー等)には、超高純度特稲珪素「RB1-Goldシリカ」というハイグレード原料が使われており、シリカ濃度99%(ケイ素含有率46%)を実現して不純物がほとんどない最高品質の稲由来シリカが配合されています。また、もう一点の特筆事項として、フレスコヘルスケアのライシア原粉末にはノーマルタイプとは別に、「オーガニック稲由来タイプ」の商品タイプもあり、「RB1シリカ・オーガニック」という有機稲由来のシリカ原料が使用されている商品もあります。フレスコヘルスケアのRBAシリーズとライシアシリーズは、このような高品質性とナチュラル性の両面において優秀であるため、大人気となっています。

薬品を使って製造された稲由来ケイ素商品もある。注意しよう!

一方で、もっとも注意が必要な稲由来ケイ素の商品は、2017年に発売されたばかりの「ハッピーシリカ」です。珍しいジュレタイプです(固形ではないですが、濃縮もされていないので濃縮タイプでもない・・・)。ハッピーシリカは、強アルカリの薬品で溶解する濃縮液を使用しています。
発売元のハッピーナチュラルは、ハッピーシリカを「1日に摂取必要なシリカ9mgが1包で摂取可能」という宣伝広告をしています。
これはさすがに、過大広告を超えて、一般消費者の不利益につながる。すでに様々なサイトで説明されている様に、米国の国立研究所の大型調査のフラミンガム子孫研究によって、ケイ素は40mgが一般的な一日摂取目安量と言われることがよくあります。
また、あくまでケイ素が重要なので、ハッピーシリカの1包には、シリカ9㎎=ケイ素4.2mgとなります。一日必要量とは言えるのかは、正直、大きな疑問点です。

※フレスコ・ヘルスケアの取り扱い原料は、もともとPAWシリカ(パウシリカ)でしたが、最新製品への改良リニューアル時に「特稲珪素RB1シリカ」(前取扱名:PAW-RB1)という正式名称へ変更しています。より良い製品になっています。

固形サプリ注意⑥ 「高濃度 ケイ素粒」は同じ名前で、内容の違う商品を2社が出している。成分も類似しているが、シリカ濃度は違う。

どういう経緯かはわからないのですが、なぜか「高濃度 ケイ素粒」という同じ商品名で、少し商品内容が違う商品を、2社が出しています。「あれ?なんで?」と思った方もいると思います。
販売元は、ウエルネスジャパン社とミナミ・ヘルシーフーズ社です。両商品とも、水溶性ケイ素スプレー末と海藻粉末(石化海藻)を含有しているという記載がありますが、ミナミ・ヘルシーフーズ社の方が濃度は高いです。その分、販売価格も若干違う様です。おそらくは、同じシリカ原料製造元を活用した商品かと思われます。

高濃度ケイ素粒2種

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