杜仲茶に含まれる健康成分「ゲニポシド酸」とは?
皆さんは「杜仲茶」という名前のお茶をご存知ですか?杜仲茶は昔から何度もブームになったことのあるお茶で、最近でもテレビで取り上げられたことがあり、再び注目されている話題の健康茶です。
杜仲茶には「杜仲葉配糖体」という天然の固有成分が豊富に含まれています。この杜仲茶に豊富に含まれている杜仲葉配糖体のひとつに「ゲニポシド酸」があります。「ゲニポシド酸」は「イリドイド類」という分類で、配糖体中の含有量が多く、杜仲の特徴的な働きをしてくれます。このゲニポシド酸が杜仲茶の重要な成分の一つであり、幅広く私たちの健康維持をサポートしてくます!
ゲニポシド酸は、昆虫など植物にとって有害となるものから植物を守るために、植物由来の栄養素や化学物質を作ります。ゲニポシド酸は植物のもつ苦みや渋み、色素などに大きく関係している成分です。そのため、色鮮やかだったり、風味が独特な植物に多く含まれています。化学物質といっても、これは植物から発見された天然のものなので、安全性が高く、積極的に摂っていきたい栄養素です。
杜仲葉配糖体(ゲニポシド酸)は、血圧の高めの方向けの特定保健用食品(トクホ)にも利用されているほどで、その健康成分に注目が集まっています。
ゲニポシド酸は主に副交感神経を刺激して血管の筋肉を緩和させる働きがあります。
それによって血管が広がって血流の流れが良くなり、血行がよくなると言われています。杜仲茶の血圧効果の作用は他の血圧に効くとされる成分とは違う独特のメカニズムと見られています。
そしてゲニポシド酸のこの働きは血圧を正常化してくれることをはじめ、様々な健康に良いことがあると今、注目されているんです!
ゲニポシド酸の健康成分には体に良いことがたくさん!
では、具体的にゲニポシド酸は健康にどう良いのでしょうか?ゲニポシド酸の働きで身体に良いと言われているのはいくつもありますが、代表的なものは
- 血圧の正常化(高血圧予防)
- 血管の若返り(NOの分泌を促進する)
- ダイエット効果(肥満防止)
……などがあります。
杜仲茶の有名な健康成分として、まず血圧の正常化の働きがあると言われています。
その他にも、自律神経を整える、鎮痛作用や筋肉の老化防止や記憶力低下予防、認知症予防、精力増強、コラーゲンの生成を促進してくれる、デトックス効果などなど、さまざまな健康効果があります。
杜仲茶が健康に良いのはもちろんですが、飲むだけでダイエットのサポートをしてくれたりコラーゲンの生成を促進してくれるなんて美容にも良いことがいっぱいですね!
それぞれの働きについての細かい説明は次のページをご覧ください!
また、杜仲茶はゲニポシド酸だけでなく、他にも健康にいいと言われているものがたくさん発見されています。
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