杜仲茶に含まれる「アスペルロシド」のまだある効果とは?
健康のキーワードは「アディポネクチン」
「アディポネクチン」とは別名「やせホルモン」「長寿ホルモン」と呼ばれる脂肪細胞から分泌されるホルモンの一種です。このアディポネクチンの作用は、インスリンの働きを手助けして、血糖値の急な上昇を抑え、緩やかにしてくれるものです。
高脂血症・高血圧・糖尿病などの生活習慣病にかかっていると「インスリン抵抗性」と呼ばれる症状になっていることがあります。インスリン抵抗性とは、血糖値を正常範囲に戻すために過剰なインスリンを必要とする状態、つまりインスリンが上手く働かなくなっている状態を意味します。
杜仲茶の「アスペルロシド」には、このアディポネクチンという善玉ホルモンの分泌を促す効果があります。
ラットを使用したアスペルロシドの摂取実験で、アスペルロシドを摂取したラットのグループは、そうじゃないグループのラットよりも内臓脂肪重量が減少していたことが分かりました。また、血液中のアディポネクチンの増加が見られたのに加えTNF-α(悪玉ホルモン)の低下も見られました。
「TNF-α」もアディポネクチンと同じで脂肪細胞から分泌されます。しかしこちらは筋肉、脂肪組織や肝臓での糖の働きを抑制する作用があります。肥満時には増加し、糖尿病や動脈硬化などのリスクを高めます。
+
TNF-αは内臓脂肪が蓄積されると増えます。なので内臓脂肪を減らすことは結果的にアディポネクチンの分泌量を増やしてTNF-αを減らすことになり、生活習慣病の根本的な改善・予防策となるのです。
杜仲茶に含まれる「アスペルロシド」のまだある効果とは?
学会に発表されている多彩な効果!
またアディポネクチンは糖尿病だけでなく、血管内皮細胞に働き、抗動脈硬化の作用もあります。それだけでなく高脂血症、高血圧などなど、他にもいろいろな効果があると学会に発表されています。
最近注目の研究では体内のアディポネクチンの量が低い人は乳がんや大腸がん、胃がんなどのがんのリスクが大きくなることが分かってきました。
またラットを使用した別の実験では、がんを人為的に発症させたところにアディポネクチンを注射すると、がんの増殖が阻止され、
がんの大きさが最大90%も減少しました。
アディポネクチンの作用によりがん細胞が自壊してしまうことがわかったのです。
アディポネクチンの分泌を増やすことは健康維持へとつながります。
積極的に杜仲茶を飲んでアディポネクチンを分泌させて、生活習慣病やメタボを防ぎましょう!
善玉ホルモン・アディポネクチンを増やすことができる「杜仲茶」。サイトおすすめのお茶は?こちらをご覧ください。