頻尿予防には「下半身の血流」のアップを
現在、「ウォーキング」は、皮膚・筋肉・関節の刺激が脳の働きを活発化し、頻尿予防に効果的な事がわかってきています。歩行して足の裏を刺激したり、手足をこすったり、鍼治療を行うと、脳と下半身の血流が増えることがわかったのです。
その為、ウォーキングやマッサージなど、日常的なからだへの刺激で脳や下半身の血流を活性化する効果があるので、こうした体の刺激を継続すると頻尿・夜間頻尿・尿漏れも予防できるかもしれません。
ウォーキングの効果的な方法と時間
「夕方のウォーキング」は、下半身に溜まった水分の循環を促すことで、余分な水分を汗として排出する為、夜トイレの回数を減らす効果があります。夜間頻尿・頻尿・尿漏れでお悩みの方は、むくみやすい夕方に30分ほど行うのがおすすめです。
また、運動を始める時に多い傾向は、頑張りすぎて疲れてしまい3 日坊主になる事です。まずは続けることで達成感を味わいましょう。睡眠不足など体調不良を感じる時は、無理して行わずしっかりと休みましょう。
冬期は、急激な温度変化を避け暖かい程度に重ね着をして汗をこまめに拭きましょう。運動の前にアキレス腱、ふくらはぎ、太ももを伸ばし、ストレッチを行うとより効果的です。
「スクワット」でむくみを改善
テーブルスクワット法
- 足を肩幅に開き、テーブルに手をつきながら腰を下ろす。
- 腰を下ろしたら3秒かけて元に戻るのを10回程度行う。
溜まった水分を血管に戻しやすくする体操です
楽しく頻尿予防!ゆらゆら体操
ゆらゆら体操
- 仰向けになり両足をあげて力を抜き、ぶらぶらと10秒揺らす。
- 無理のない範囲で2〜3回繰り返す。
筋肉を動かすことで、尿を日中に出しやすくする体操です。
両足を同時に行うことが難しい場合は片方ずつ行いましょう。