HOME / アトピー改善の薬・治療vsサプリ・食品/超おすすめ「推奨成分一覧」【5章-5】

アトピーのストレスを感じる女性 【第5章】アトピーを薬・生活習慣から改善

(1)アトピー改善のまとめ/医薬品・治療とサプリ・食品のおすすめ対策法

ここでは、「本サイトでのアトピー改善方法のまとめ」と「推奨成分・食品一覧情報」をご紹介します。

結論から言えば、医薬品などでは、根本治療が難しいことが多く、また、強力な薬ほど、副作用や、反作用・リバウンドによる悪化のリスクが内在しているため、総合的・長期的に考えると、安全で効率的な「推奨の食品原料成分のサプリメント」や「日常の食事」、そして「生活習慣改善」の順で、対策をすることがおすすめです。

ただし、原則、アトピーの原因は人ぞれぞれなので、個人ごとに考察いただくことが最も大切であることも、同時に、間違いありません。

【本サイトの「アトピー症状改善の対策」のまとめ】

  • アトピー対策1 4大栄養成分「乳酸菌」「セラミド」「コラーゲン」「ケイ素」をできるだけ自然由来または天然成分のサプリや食品などで十分に補給する
  • アトピー対策2 食事のなかでアレルゲンに気を付ける。とくに植物油に多いリノール酸はできれば避ける
  • アトピー対策3 生活習慣に気を付ける。ストレスが大人のアトピーに多い要因であり、免疫を下げることでアトピー症状を悪化させうると知っておく
  • アトピー対策4 薬に依存しないようにする。とくに重症であるほど強力な薬の副作用に注意する
  • アトピー対策5 物理的な症状悪化の対策として、体をひっかかないように、自らの「かゆみ対策ルール」を作る。痒くなれば氷などで冷やすことも良い。
  • アトピー対策6 セルフチェックやアレルギー検査を参考にし、自らの状態を知っておく

(2)歯周病・虫歯・口臭の予防・対策・治療として効果のある超おススメ成分

サプリメントは、もっとも効率的でかつ安全な対策方法です。

なぜなら、「食事よりも効率的に推奨成分を吸収しやすい形で摂取できる」うえに、「各成分量に対するコストと体と時間の負担の面でも最も軽く」、だからこそ、長期的に続けやすいものです。

たとえば、同じ成分を食品からとる場合、サプリに比べて、成分量当たりのコストは3倍、食べる量の負担は20倍、吸収しやすさは摂取した量の半分以下、ということも普通です。つまり、吸収率や嚥下力が下がる、高齢になるほど、サプリがおススメとなります。

近年の研究から、アトピーの改善に役立つ栄養成分(とそのサプリメント)として、乳酸菌、セラミド、コラーゲン、ケイ素などが含まれたものが推奨されており、また広く知られてきています。

アトピーに良いとされる栄養成分(サプリメント)

  • 乳酸菌は、アトピーに良く、免疫調整効果がある
  • セラミドは、アトピーに良く、肌の保湿・バリア効果がある
  • コラーゲン(脂肪分ゼロ・魚由来)は、アトピーに良く、肌の生成効果がある
  • ケイ素(稲由来)は、アトピーに良く、コラーゲン合成促進と肌の生成効果がある

アトピー改善に推奨される各成分やその他の推奨成分の詳細説明とそれらの成分が多く含まれる食品については、次項でご説明しています。

※なお、食品やサプリメントは、「アトピーの医薬品・医療法・治療」とは違います。

「アトピーの医薬品・医療法・治療」をお求めの場合は、必ず、医師・病院にご相談ください。

(3)【推奨の食品・サプリ成分・材料の一覧】アトピーの改善・対策

成分 詳細説明
乳酸菌
おススメ度
★★★
乳酸菌は非常におススメの成分です。とくに「乳酸菌K-2」株は、酒かすから発見された、アトピーや花粉症などのアレルギー症状の緩和効果が高い、植物性(稲由来・米由来)の乳酸菌です。
この乳酸菌は、抗アレルギー作用が強く、アトピーの改善効果が高いのが特徴です。アトピーへの効果は臨床試験で確認されていて、マウスを使用した試験では、アトピーと同じように皮膚に炎症を起こしたマウスにこのK-2株を投与した結果、炎症の症状がほとんど出なくなりました。また、人の臨床試験でも、アトピーの症状が軽度から中度の人にK-2株を摂取してもらった結果、アトピーの症状の緩和が確認されています。また、花粉症にも効果があるのが確認されています。
その他にも、「L-92」株の乳酸菌も、アトピーや花粉症などの、アレルギー症状を引き起こす抗体を抑制する作用を持ちます。アトピーの場合、本来抗体を作る必要がない成分に対して抗体が作られる場合があります。L-92乳酸菌は、この余分に作られる抗体の発生を抑え、腸内の免疫細胞のバランスを整えます。これは動物細胞を使用した実験で認められています。そのためL-92乳酸菌を摂取することで、腸内の免疫力の改善が期待できます。そして丈夫な皮膚を作ることにもつながるので、アトピーに効果があります。
ドイツの伝統食であるザワークラウトから見つかった乳酸菌が「HSK201株」です。この乳酸菌は、胃液に対して強い耐性があります。
【乳酸菌が多く含まれる食品】ヨーグルト、チーズ、酒粕、ぬか漬け、味噌、日本酒、キムチ
セラミド
おススメ度
★★★
セラミドとは、人間の肌の一番外側の肌と肌の間に存在し、細胞や水分をつなぎとめている接着剤のような成分です。このセラミドがしっかりしていると、肌の表面を保湿し、さらに外部からの刺激(細菌や紫外線など)から肌を守る機能があります。しかし、肌が乾燥してセラミドが不足していると、肌を守る機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなります。すると肌が荒れたり乾燥したりするようになり、アトピーにつながる可能性がでてきます。そのため肌が乾燥している場合は、セラミドを摂取すうることで、簡単に肌の乾燥対策になり、アトピーの改善につながります。
【セラミドが多く含まれる食品】こんにゃく、白米・玄米、ホウレンソウ、麦類、豆類、キノコ類、牛乳
ケイ素
おススメ度
★★★
ケイ素には体の様々な部分の低下していた機能を、本来の機能に戻そうとする働きがあります。アトピーの場合、免疫が低下していたり、外部の刺激から肌を守る機能が弱くなっている場合があります。そこでケイ素を取り込むのです。ケイ素を取り込むことで、免疫や肌を守る機能が本来の働きに戻ろうとします。すると低下していた外部の刺激から肌を守る機能などが、本来の機能に戻ろうとします。本来の機能を取り戻せば、アトピーのかゆみや湿疹は改善されます。2003年の細胞を使った海外の研究発表では、ケイ素がコラーゲンの合成を促進することが明らかにされています(参考文献は3章-5に掲載)。また、コラーゲン同士の結びつきを強くするため、健康なお肌の生成のために重要な物質と言われています。そのため、最近では、アトピーだけでなく、美容の分野でも、エステやサロンで販売されている高級なサプリメントなどに使われる様になっています。
ケイ素には植物由来と鉱物性由来のケイ素があります。また、植物由来の中でも、他の植物由来のケイ素と比べて、稲由来ケイ素の人体吸収性(可溶性)が高いことが発表されています。そのため、植物性の中でも稲由来のケイ素がアトピー対策にはオススメです。
【ケイ素が多く含まれる食品】野菜、イモ類(じゃがいもなど)、玄米・白米、豆類(納豆など)、海藻類(ひじきなど)
コラーゲン(ペプチド)
おススメ度
★★★
肌の乾燥や肌を守る機能の低下対策になるのがセラミドです。このセラミドの合成を助けて、肌を乾燥や刺激から守ることにつながる栄養素がコラーゲンです。 アトピーの場合、外部の刺激などから肌を守る機能が低下しています。このままだと、細菌などが肌の中に入りやすい状態が続いているため、細菌などに感染しやすくなっています。コラーゲンにはアトピー性皮膚炎など、皮膚の浅い部分に症状が現れているものにも効果があるとする臨床研究(※参考文献は3章-3を参考)があるように、コラーゲンは肌の乾燥や肌を守る機能の低下対策になるため、アトピーの改善にいい栄養素だといえます。
一般的にアレルギー体質といわれているのは、植物油を摂取することできた酸が、「脂質・脂肪分」に過剰に反応することでアレルギー反応がおこる体だとされています。そのため、「油・脂質が含まれていないコラーゲンのサプリ」を摂取することがアレルギー対策になり、アトピーの改善にもなります。とくに、コラーゲン成分としてのオススメは、魚由来のコラーゲン(フィッシュコラーゲン)です。
【コラーゲンが多く含まれる食品】フカヒレ、魚の皮・ウロコ、はもの皮、うなぎのかば焼き、牛スジ、鶏軟骨(胸)、豚白モツ、鶏ガラスープの素(粉末)、豚足、豚バラ肉、エビ
ビタミンA
おススメ度
★★
コラーゲンに並び、一般的に最も有名かつ汎用的なお肌の保護成分・美容成分と言えば、ビタミンです。とくに、「ビタミンABE処方」はその中でも最も人気のある美容・アンチエイジングの成分です。
このお肌を整える基礎成分がおススメであることは、アトピーをはじめ、荒れ肌、乾燥肌などでも変わりません。とくに、ビタミンAの主要な成分であるレチノールには、皮膚(や目)の粘膜を健康に保ったり、抵抗力を強めたりする働きがあります。ビタミンAは、この働きにより、適切量の摂取の場合に、栄養機能食品の対象成分にも認定されています。
【ビタミンAが多く含まれる食品】レバー、バター、卵黄、ニンジン、うなぎ、モロヘイヤ、ほうれん草
ビタミンB₂
おススメ度
★★
ビタミンAに並び、一般的に最も有名かつ汎用的なお肌の保護成分・美容成分の「ビタミンABE処方」として、ビタミンB類も人気のある美容・アンチエイジングの成分です。
ビタミンB群に属する栄養素としては、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、ビタミンB12、葉酸などがあります。とくに、「アトピー対策には、ビタミンB2, B6はおススメ」です。ビタミンB2は、特に脂質をエネルギーとして使うために必要な物質です。ビタミンB6は水溶性ビタミンの一種でビタミンB群に含まれます。ビタミンB6は身体の中でさまざまなはたらきを果たしており、特にたんぱく質を構成するアミノ酸の代謝には欠かせません。
不足すると皮膚炎などを引き起こすため、健康や美容のためには積極的に摂取しておきたい栄養素
です。ビタミンBも、これらの働きにより、、適切量の摂取の場合に、栄養機能食品の対象成分にも認定されています。
【ビタミンB2が多く含まれる食品】レバー、青魚、卵、大豆、乳製品
【ビタミンB6が多く含まれる食品】にんにく、ピスタチオ、ドライバナナ、唐辛子、ごま
ビタミンE
おススメ度
★★
ビタミンEは4種のトコフェロールと4種のトコトリエノールの合計8種類の化合物の総称です。ビタミンEには強い抗酸化性作用があり、生体膜の機能を正常に保つことや、赤血球の溶血の防止、生殖を正常に保つことに関与しています。脂溶性ビタミンであるビタミンEは、脂質とともに腸管からリンパ管を経由して体内に吸収されます。
ビタミンEは、抗酸化作用が非常に強く、生体膜を構成する不飽和脂肪酸や他の脂溶性成分を酸化障害から守るために、細胞膜のリン脂質二重層内に存在しています。過酸化脂質の生成を抑制し、血管を健康に保つほか、血中のLDLコレステロールの酸化を抑制したり、赤血球の破壊を防いだりする作用もあることが知られています。細胞の酸化を防ぐため、アンチエイジングの効果があり、お肌にもとても良い成分です。これも適切量の場合に、栄養機能食品の成分に認定されています。
【ビタミンEが多く含まれる食べ物】アーモンド、ヘーゼルナッツ、落花生、しそ、ツナ缶、すじこ、うなぎ、たらこ
カルシウム
おススメ度
汎用的な成分の中では、お肌に対する有名度・人気などは各種ビタミンには劣りますが、それでも、ミネラルの中においては、カルシウムがおススメの成分です。
カルシウムが足りないと充実した角質層が作られません。肥厚細胞膜を作る工程は、肌の新陳代謝(肌のターンオーバー)の一環ですので、カルシウムの不足は、新陳代謝の低下につながります。
【カルシウムが多く含まれる食品】干しエビ、ししゃも、イワシ、しじみ、豆類、牛乳、乳製品、小松菜、モロヘイヤ
亜鉛
おススメ度
カルシウムと同じく、汎用的な成分の中では、お肌に対する有名度・人気などは各種ビタミンには劣りますが、それでも、ミネラルの中においては、亜鉛もおススメの成分です。
とくに、亜鉛は体内のビタミンAの代謝を促します。ビタミンAの抗酸化作用の活性化を促し、過酸化脂質の害を防ぐことで、アンチエイジング・生活習慣病予防にも効果が期待できます。
【亜鉛が多く含まれる食品】牡蠣、レバー、魚介類、肉、チーズ、アーモンド

※上記の成分や食品は、あくまで、「アトピーの医薬品・医療法・治療」とは違って、健康補助食品・サプリメント原料となります。
「アトピーの医薬品・医療法・治療」のような医薬効果があるものではありません。

※上記は、2023年時点での調査となります。皆様も、さまざまなサイトやお店で情報を集めて検討してください。

改めて、上記の主要推奨成分の要約説明や検索ボタンも活用して、色々とお気に入り、おススメの食品・サプリを探してみましましょう。

(4)アトピーの医薬品・治療薬はリスクが伴う

重症のアトピーほど医薬品を使うのは危険!

皮膚のかゆみや湿疹が続くと、病院へ行き、お医者様の診断を受けると思います。病院でお医者様からアトピーと診断されると、かゆみや皮膚の湿疹などの度合いに合わせた、アトピー用の飲み薬や塗り薬を病院から処方される場合があります。医薬品を使用してもアトピーの症状が変わらなかったり悪化した場合は、病院・お医者様はより強力なアトピー用の医薬品を指示することが少なくありません。

反対に症状が良くなれば、効果が弱いアトピー用の医薬品を使用します。このように医薬品を使用したアトピー治療の場合、アトピーに効果があるとされる医薬品を、医薬品の強さを変えながら使い続けることで、アトピーの改善を目指します。

医薬品というものは、病気を抑制したり改善したりするものです。医薬品を使用する場合、副作用の心配があります。病気や症状によって医療品に含まれる成分の強さは異なります。アトピーで医薬品を使用する場合、アトピー症状が重症になればなるほど、強力な成分が入った医薬品を使用します。ここで最も問題である点は、強力なものであるために副作用が起こってしまうという、負のスパイラル現象が隠れています。

強いアトピー医薬品は更なるアトピーを呼ぶ!

アトピーに医薬品は危険!

医薬品に入った成分が弱い場合、副作用は比較的軽い場合が多いです。しかし、アトピーの医薬品に強い成分が入っている場合、血圧の上昇、胃や腸などの機能障害、糖尿病などの副作用が出ることがあり、アトピーが仮に治ったとしたとしても、別の病気になる可能性が高くなってしまうのです。決して、医薬品が必ずしもだめだということではありませんが、上記のリスクを理解した上で、また医師へ相談の上で、依存しすぎないように活用することを、お勧めします。

他にも例えば、代表的な治療方法は、「ステロイド」などの薬を使用した治療です。これは薬を使用して、アトピーの症状を抑制する治療方法です。しかし、これも、アトピーの症状が酷ければ酷いほど、「副作用」などが心配になります。一方で、薬を使わない治療方法も存在しています。それはサプリメントで栄養素を摂取したり、食事に気を付けたり、ストレスを軽減したりするなどの治療法です。これらの方法では、薬のように副作用の心配はありません。

(5)アトピー対策の推奨成分と本サイトのレビュー

改めて、上記の主要推奨成分の要約説明や、検索ボタンも活用して、色々とお気に入り、おススメの食品・サプリを探してみましましょう。

また、アトピーでアプリメントを使用する際の注意点も3章-1より、以下に引用しておきます。

アトピーでサプリメントを使用する際の注意

  • アトピー用サプリの注意点① 植物性(天然由来)の成分をできるだけ選ぶ
  • アトピー用サプリの注意点② 成分の確認
  • アトピー用サプリの注意点③ 用法・容量を守る

<▼本サイトの人気の詳細説明ページはコチラ>

【トップ】アトピー食事対策/ 薬に頼らない4大栄養成分法▶▶
【1章-4】アトピーの自己診断 【セルフチェック】▶▶
【3章-1】サプリメント(栄養補給)でアトピー改善!▶▶
【5章-2】アトピーの医薬品は危険!?▶▶




※本サイトの調査は以下の調査概要に基づきます。
アトピー対策として効果のあるおすすめ成分・人気成分を独自の方法で調査しております。
なお、あくまで食品・食事の成分の調査であり、「アトピーの医薬品・医療法・治療」のような医薬効果があるものではありません。
本サイトの情報も参考の一つとしていただき、皆様もそれぞれの任意の方法で情報を確認して検討していただければ幸いです。

<調査概要>
調査目的:アトピーの対策の食事、食品やサプリの材料や成分の調査
全調査の実施者:アトピー自然治療法推進会 調査担当班
調査実施期間:2019年、及び、2023年(追加調査)
内容の調査対象範囲: google検索とyahoo検索によるメーカー企業サイトや栄養成分の説明サイト及び書籍調査

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