虫歯菌の除菌・衛生サポートが期待できる成分とは?
虫歯菌の除菌・衛生サポート成分 |
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オーバルゲンDC、テアフラビン、オボプロン、月桂樹エキス、ロイテリ菌、キシリトール |
虫歯は糖質を摂取すると虫歯菌が歯垢を作り、酸を出して歯を溶かすことでおこります。虫歯菌が作った歯垢は歯磨きをすることで取り除くことが期待できます。
ただし磨き残しがあったり、歯磨きをしていなかったりすると虫歯になることがあります。虫歯にならないためにはしっかり歯を磨くことが重要です。しかし歯並びが悪かったり、上手く磨くことが苦手な人は歯磨きだけでは歯垢をしっかり取り除くことができていないかもしれません。すると残った歯垢が原因で虫歯や歯周病になる場合があります。このような場合は歯磨き以外の虫歯対策を行う必要があります。
そこでおすすめするのがサプリメントです。虫歯菌の除菌・衛生サポートが期待できるサプリメントには虫歯菌を減らしたり、歯垢ができにくくすることが期待できる成分が含まれています。(※)
虫歯菌の衛生・除菌サポートにおすすめの成分
オーバルゲンDC
虫歯菌の酵素をニワトリが接種すると、ニワトリは体内で虫歯菌に対する抗体を作り出します。この抗体は虫歯菌を摂取したニワトリの卵にも移ります。この卵の卵黄を粉末化したのがオーバルゲンDCです。この粉末にはニワトリの体内で作られた、虫歯の原因となる虫歯菌に対して除菌・衛生ケアのサポートをする抗体が含まれています。
そのためオーバルゲンDCを摂取することで、虫歯菌が歯垢を作りにくくすることが期待できます。
歯周病菌に対する抗体を持つ、オーバルゲンPGもあります。
テアフラビン
テアフラビンは紅茶などに含まれているポリフェノールで、紅茶カテキンが発酵することでできる赤い色素です。口内の細菌増殖や口臭を抑える働きが期待でき、虫歯菌の増殖を抑える働きが期待できます。
オボプロン
オーバルゲンDCと同じようにニワトリの卵から作られたのがオボプロンです。オボプロンDCとも呼ばれているようです。オボプロンにも虫歯菌が歯垢を作りにくくする働きが期待できます。
月桂樹エキス
月桂樹は「ローリエ」や「ローレル」、「ベイリーフ」などで知られている香辛料の一種です。日本では厚生労働省から食品添加物-天然香辛基原物質として認可されています。摂取することで、虫歯菌などの口内の菌が増殖しにくくすることが期待できます。
ロイテリ菌
ロイテリ菌はヒト由来の乳酸菌です。ヒト由来の乳酸菌のため、他の乳酸菌よりも生きて腸まで届くことが期待できます。そのためロイテリ菌には口内の虫歯菌や歯周の菌を増えにくくする働きが期待できます。
キシリトール
キシリトールはガムやキャンディーなどによく含まれている甘味料です。甘味料ですが虫歯菌はキシリトールを分解できません。キシリトールが多く含まれているガムなどは硬くつくられているようで、よく噛むことで唾液の分泌をうながして、唾液の働きで虫歯になりにくい口内環境をつくることが期待できます。 (※なお、あくまで食品やサプリの上記成分は医薬成分ではないため、治癒・治療・医療的な効果ではなく、口腔衛生や歯の健康維持のサポートの役割としてご理解ください。また、前提として、「歯磨き」による健全な歯の健康維持のサポートという点が重要です)