第二章
生活習慣病とは
~メタボや肥満糖尿病などを解説~
生活習慣病は努力で予防できる!危険な生活習慣や食生活を見直そう!

危険な生活習慣や食生活を見直そう!
生活習慣病は努力で予防できる病気です。
生まれつき病気にかかっている方や、事故によって不自由な身体になってしまう方と違い、生活習慣病は自分の生活を見直すことで回避できすることができます。
生活習慣病は自分で進行していることが気づきにくいことから、なかなかリスクを感じることができないですよね。
「自分は大丈夫」と思っている方も多いはずです。
そこで、こんな食生活、生活習慣を送っている方は危険という例をご紹介します。
生活習慣病は努力で予防できる病気です。
生まれつき病気にかかっている方や、事故によって不自由な身体になってしまう方と違い、生活習慣病は自分の生活を見直すことで回避できすることができます。
生活習慣病は自分で進行していることが気づきにくいことから、なかなかリスクを感じることができないですよね。
「自分は大丈夫」と思っている方も多いはずです。
そこで、こんな食生活、生活習慣を送っている方は危険という例をご紹介します。
こんな生活習慣、食生活はダメ!不健康な生活をおくるデメリット
喫煙や過度な飲酒、太り過ぎなどが危険と言いますが、実際にどんな病気と関わりがあるのでしょうか?
それぞれの危険な生活習慣とそれによって起こり得るマイナス面(病気)についてご紹介します。
喫煙のデメリット
喫煙中の方はできるだけ早く禁煙するべきです。
喫煙は「百害あって一利なし」と言いますが、まさにその通りです。
喫煙することで、以下のような病気になりやすくなります。
- がん
- 心臓病
- 脳卒中
- 肺気腫
- 喘息
- 歯周病
喫煙によって引き起こる病気は死亡率も高いことから、健康に生きていくために禁煙することは絶対条件と言ってもいいでしょう。
また、早めに禁煙すればするほど、肺機能の低下を防ぐことができるという結果もあるので、喫煙中の方は、1日でも早い禁煙をおすすめします。
過度な飲酒のデメリット
飲酒自体に大きな害はありませんが、過度な飲酒はデメリットがいっぱいです。
- 肝障害
- 膵炎
- 糖尿病
- 心疾患
- 高血圧
- 胃腸障害
- がん
- 睡眠障害
- うつ病
上記のような、過度な飲酒は内蔵の障害から、精神的な障害まで引き起こすリスクがあります。
お酒が好きな方は適度な量で楽しむようにしましょう。
太り過ぎ、食べ過ぎ、塩分の高い食事のデメリット
肥満や食べ過ぎ、塩分の高い食事もたくさんデメリットがあります。
肥満を放置することで、高尿酸血症や痛風になったり、睡眠時無呼吸症候群になったりするリスクがあります。
その他にも、以下のような危険ながんのリスクもあります。
- 大腸がん
- 前立腺がん
- 乳がん
- 子宮がん
また、肥満でない方も食べ過ぎ、塩分の取りすぎには注意です。
暴飲暴食は脂質異常症からの動脈硬化、脳卒中、糖尿病のリスクがあります。
そして、塩分の摂りすぎには、高血圧からの脳卒中や心臓病になるリスクがあります。
太っている、太っていないに関わらず、健康に悪い食生活にはデメリットがたくさんなので、気をつけましょう。
ストレスのデメリット
仕事や家事をしているとストレスでいっぱいになりますよね。
しかし、ストレスにも注意が必要です。
慢性的にストレスがかかり続けると、飲酒や喫煙、過食などの行動が現れる可能性があり、そのせいで生活習慣病になってしまう可能性があります。
また、自律神経が乱れることで、その他にも精神面、身体面の両方で症状が現れます。
なかなか休めない、人間関係がうまくいかないなどの理由でストレスを抱えている方は多いと思いますが、大きな病気になってしまうまえに、改善することを目指してみてください。
不健康な生活習慣・食生活から生活習慣病になる流れとは?
偏った食事や不健康な生活習慣をしている方の人生を見てみましょう。

参考:南山堂
「まるごとわかる!生活習慣病」6ページ
20〜30代で不健康な生活を送ることで、40〜50代で生活習慣病にかかってしまいます。
高血圧や脂質異常症など、生活習慣病は自分で気づきにくい病気なので、そのまま放置してしまいがちです。
健康診断などで異常が見つかっても、生活習慣病の危険さを知らない方は、そのまま生活を続けてしまうかもしれません。
そうすることで、突然、脳卒中や心筋梗塞になり、命を落とす可能性があります。
また、幸いにも合併症にならなかったとしても、70〜80代で寝たきり、認知症になってしまい、自由な生活ができなくなります。
生活習慣病は、病気という怖さと共に、将来の自由を奪っていきます。
健康寿命を延ばし、楽しい人生を過ごしたい方は、今から生活習慣の見直しを始めましょう。