3-3. 生活習慣病の対策3 「医薬品」と「薬」

第三章
生活習慣病の予防・治療・対策
〜運動や食事改善、薬・サプリメントで予防対策しよう!〜

生活習慣病の対策3 「医薬品」と「薬」

生活習慣病の「薬物治療」は食事療法、運動療法との並行で!

生活習慣病における健康診断や検査などで異常があった場合、「薬物療法」が行われます。

生活習慣病は治らない病気といわれていることから、薬物治療を一生続けなければいけないと思う方もいるかもしれません。

実は、生活習慣病の中でも軽症であれば、薬物療法と食事療法、運動療法を並行して、薬の量を減らしていける可能性もあります。

薬での治療は一本柱ではなく、運動や食事などの生活習慣も見直しながら、長期的な対策していくことが重要です。

薬や医薬品は自己判断禁物!

薬物療法を試しているうちに、経過が良くなる場合もありますよね。

しかし、生活習慣病治療や対策での薬や医薬品は自己判断で減らしたりやめたりするのは禁物です。

糖尿病や高血圧、脂質異常症などの治療薬にはいろんな種類があります。

薬は、体型や性別、体の状態に合わせて処方されるものなので、医者の指示に従って、用法用量を守って服用することが、治療への1番の近道です。

薬・医薬品にはどんなものがある?市販で買えるものもある?

代表的な生活習慣病である「糖尿病」や「高血圧」「脂質異常症」などの薬物治療に用いられる薬にはいろんな種類があります。

その中で市販で買えるものも一部ありますが、ほとんどは医師の処方で治療していく形になります。

市販医薬品だと、内臓脂肪を落とす効果のある薬、もしくは漢方がほとんどです。

メタボリックシンドロームや肥満の予防対策で医薬品を探している方以外は、病院で治療することをおすすめします。