第五章
生活習慣病対策・改善におすすめのサプリメントの選び方
~医薬品との違いも解説~
治療するなら「医薬品」、予防・対策するなら「サプリメント」!薬とサプリメントそれぞれのメリットデメリット
理由③ 食費に比べてコスパがいいから

生活習慣病の改善には医薬品とサプリメントの両方がありますが、具体的にどんな違いがあるのでしょうか?
違い① 安全性と信頼性の違い
1つ目は、安全性と信頼性の違いです。医薬品の方が安全性・信頼性が高いことされています。
医薬品は、臨床試験や実験で効果が確認され、厳しい審査に通ったものしか医薬品と認められません。
しかしサプリメントは、そういった審査がなくても販売が可能です。
このことから、効果効能の信頼性が高く、安全性も確認されている医薬品の方がおすすめではあります。
ただし、医薬品は効果が認められている分、副作用や効きすぎる可能性もあるので注意が必要です。
違い② サプリメントは食品の一種である
2つ目の違いは、サプリメントは食品であることです。
医薬品は「薬」の部類ですが、サプリメントは「健康食品」であり、成分も食品原料であることがほとんどです。
医薬品は「医薬品にしか使われない成分」が配合されていることがあります。そういった成分は、効果が高すぎることや、副作用があるため、食品として扱われないものです。
また、医薬品にはサプリメントに比べて添加物が多く含まれている場合もあるので、一概にサプリメントの方が危険とはいえないですね。
違い③ 医薬品には審査がある
3つ目に、医薬品には必ず審査があり、品質が一定に保たれているのに対して、サプリメントは時期や原料によって品質が異なるという違いがあります。
医薬品に厳しい審査があるのは、効果が高い分危険な成分を使用するというのが理由の一つです。
そのため、サプリメントより医薬品のほうが品質が安定しているというのは理解できますね。
違い③ 医薬品には審査がある

では、生活習慣病予防改善のサプリメントのメリットとデメリットをご紹介します。
サプリメントのメリット
メリットは、①毎日続けやすいこと、②栄養成分を効率的に摂取できること、③安全にコスパが良く続けられることです。
食事改善よりも簡単で続けやすく、比較的低コストで健康へつながるのは嬉しいメリットですよね!
毎日飲むのが大変・・・という方は、寝る前や食後、などルーティンとして生活習慣に組み込むことで、長期間の継続も苦ではなくなるはずです!
サプリメントのデメリット
サプリメントのデメリットは、医薬品に比べて効果効能が強くないことです。
サプリメントは誰でも安全に飲めるように作られています。そのため、強い効果がある成分や副作用がある成分はサプリメントには使用できません。
生活習慣病の予防として継続するには効果があっても、病気になった後の治療としては効果が弱く、大きく作用するとは言えません。
あくまでサプリメントは食品の一部ですので、生活習慣病の治療には病院で必要な医薬品の処方が必要です。
生活習慣病の治療改善・医薬品のメリットとデメリット

では、次に、生活習慣病治療の医薬品のメリットとデメリットをご紹介します。
医薬品・薬のメリット
医薬品のメリットは、安全で信頼性があり、効果が確認されていることです。
厳しい審査にも通った薬のみ医薬品として認められるので、効果・安全性・信頼性が確かなのは大きなメリットです。
医者に処方してもらう医薬品は、より効果が高く、生活習慣病の治療に使用されます。
医薬品・薬のデメリット
医薬品のデメリットは、効果が高すぎるため、副作用もあることです。
薬の種類や成分の多さによって、副作用の種類や強さも変わります。
医薬品の副作用の一例として、こんなものがあります。
- 喉が渇きやすくなる
- 眠気がする
- 軽い頭痛やめまいがする
使用時に少しでも異変を感じたら、必ずすぐに医師に相談するようにしましょう。
副作用によって、他の病気を発症してしまったり、命に関わる症状が出てしまうこともあるので、医薬品の使用には注意が必要です。
また、医師からの処方、薬剤師からの指導が必要な場合がほとんどなので、手軽に手に入りずらいのもデメリットの一つと言えるでしょう。