第五章
生活習慣病対策・改善におすすめのサプリメントの選び方
~医薬品との違いも解説~
生活習慣病予防改善におすすめなサプリメントの選び方

では、どうやって生活習慣病予防のサプリメントを選べばいいのでしょうか?
サプリメントの選び方をご紹介します!
ポイントは3つあります。
- 含まれている成分で選ぶ
- 気になる症状から選ぶ
- 安全性・コスパで選ぶ
それぞれ、解説していきます!
含まれている成分で選ぶ
まずは、含まれている成分で選ぶことです。
栄養成分によって、特徴や効果が違うので、欲しい成分が含まれているサプリメントを探してみてください。
おすすめ成分と効果を以下の表にまとめています!
成分 | 効果効能 |
エラグ酸 | 抗酸化作用、美白効果、抗ウイルス効果、肥満の予防や改善、血糖値の低下など |
カプサイシン | 脂肪の燃焼、体重減少サポート |
カテキン | 血糖値・コレステロール・中性脂肪などの改善効果、体脂肪の減少や肥満の予防 |
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン | 脂肪の代謝にアプローチする機能 |
葛の花由来イソフラボン | 肝臓が中性脂肪を作り出す事を抑えてくれる働きや、白色脂肪細胞が取り込んだ脂肪を分解する働き |
サラシア由来サラシノール | 糖の吸収を抑えて、食後の血糖値の上昇を抑える効果 |
亜鉛 | インスリンの分泌を助ける働き(血糖値を下げる) |
マグネシウム | インスリンがブドウ糖を体に吸収させる働き促す効果 |
サイリウム種皮由来の食物繊維 | 血糖値の上昇を抑え、高めの血圧を下げる効果 |
オリーブ由来ヒドロキシチロソール | 強い抗酸化作用、LDLコレステロールの酸化抑制効果 |
DHA・EPA | LDLコレステロールを減らす効果、HDLコレステロールを増やす効果、血液の流れをサラサラにし血栓を防ぐ働き |
βカロテン | 抗酸化作用でLDLコレステロールの酸化を抑える働き |
リノール酸 | コレステロールを下げる働き |
GABA | ノルアドレナリンの分泌を抑え、血管の圧を弱める働き |
ナットウキナーゼ | 血栓が溶かす働き |
ビタミンE | 血流・血圧の改善 |
DHA・EPAやカテキン、βカロテン、ビタミンEなどは食事からの摂取もできますが、効率的に成分摂取するためにはサプリメントがおすすめです。
また、食材からなかなか得られない成分については、サプリメントで積極的に摂るようにしましょう!
気になる症状から選ぶ
生活習慣病にはいろんな症状がありますよね。
その気になる症状から選ぶことができます。
その症状に効果のある成分が含まれているサプリメントを選びましょう。
成分と症状の表を以下を参考にしてください!
対象の病気・症状 | 成分 |
コレステロール | エラグ酸・カプサイシン・カテキン・ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン・葛の花由来イソフラボン |
血糖値 | サラシア由来サラシノール・カテキン・亜鉛・マグネシウム・サイリウム種皮由来の食物繊維 |
コレステロール | オリーブ由来ヒドロキシチロソール・DHA・EPA・βカロテン・リノール酸 |
高血圧 | GABA・ナットウキナーゼ・ビタミンE・DHA・EPA |
また、サプリメントには複数の成分がギュッと含まれているものもあります。
体脂肪や肥満の改善成分だけでなく、血糖値、コレステロール、高血圧の予防成分も含まれているものを選べば、生活習慣病をトータルで予防できます。
いくつかの症状が気になる方は、ぜひ、複数の効果的な成分が含まれているものを選んでみてください!
安全性・コスパで選ぶ
サプリメントを続ける中で、重要な安全性とコスパも選ぶ基準となります。
安全性として、体に不要な添加物や危険な成分が入っていないか確認しましょう。天然成分からできているサプリメントであれば、より安心して続けられるはずです。
コスパについては、1日あたり何円程度のコストがかかるかで判断するとイメージしやすくておすすめです。
一般的にサプリメントの1日あたりのコスパは数十円〜200円ほどです。
平均すると約50〜100円程度(1日2〜3粒)を参考にして比べるといいでしょう。
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