血流を良くして、全身の隅々まで酸素や栄養を行き渡らせることは、毛髪と毛根、頭皮だけでなく、健康的な体づくりのためにも欠かせません。
毛細血管を強くし、血の巡りを良くするためには血がサラサラの状態である必要があります。その為に、サラサラな血を作り出すには毎日の食事はとても重要です。
毛髪と毛根、頭皮に悪影響を与える「血液がドロドロになる状態」の主な原因のひとつとして、食べすぎや飲みすぎによって、血液中の脂質や糖質が増えてしまうことが挙げられます。血液がドロドロの状態を改善せずにいると、血流が悪くなるばかりか、薄毛や抜け毛はもちろん、さまざまな病気の原因になることも。特に、脂質は動脈硬化の材料を増やしたり、血管を詰まらせたりする原因になるため、食生活には配慮する必要があります。
血液がドロドロになり、血流が悪くなっているサインは、髪の毛や毛髪をはじめ、さまざまな症状となって現れます。起こりやすい症状として、肩こりや頭痛、倦怠感や冷え性などが挙げられます。こうした不調が続く場合は、ドロドロ血液にしてしまう生活習慣になっていないか自分自身を見直してみましょう。
多数ある栄養成分の中から、本サイトで厳選した「血管・血流を改善する超おススメ成分」を以下にまとめています。その次にそれぞれを個別に紹介しています。
●血管・血流を改善するおススメ成分
【血管・血流を改善する超おススメ成分】
◎ツバキ種子エキス
◎植物性ケイ素(シリカ)
◎大豆イソフラボン
◎GABA
◎コラーゲンペプチド
●ツバキ種子エキス
ツバキ種子エキスは、薄毛改善のために、頭皮の毛細血管の血流改善・活性化の科学的な臨床試験が行われて、その効果がすでに実証されています。「育毛剤としての特許」も取得されており、試験結果も特許も公開されているものです。
試験内容としては、44~65歳の薄毛の男性の被験者6名に、ツバキ種子エキス200㎎を摂取させ、摂取前と摂取30分後、60分後の頭皮の血管の活性度を測定する試験が行われました。その結果、当方の血流が増加する、ということが実証されてています。
また、ツバキ種子エキスはターンオーバーを促進します。ツバキ種子エキスは、昔から髪のケアに使われてきた歴史がある事は広く知られています。また、肌を若々しく保つための様々なアンチエイジング効果があり、ターンオーバーを促進する作用やハリ・潤いを体内で生み出す作用など、年齢とともに起こりがちな肌悩みにオールマイティーに働きかける作用があります。
このツバキ種子エキスの成分は、アンチエイジングの働きがあるため 髪トラブルでお悩みの方はぜひ摂取していただきたい成分です。これらは食事からの栄養摂取がオススメです。また、毎日食品から摂ることは難しい方はサプリメントなどで上手に補っていきましょう。
●植物性ケイ素/シリカ
ケイ素はSi(シリコン)であり、通常は酸素と結合してシリカ(=二酸化ケイ素/SiO2)の形で存在することが多い成分です。ケイ素は、行政機関からも必須ミネラルの一つとして指定されており、人間の体のすべての器官につかわれている重要成分であり、原子・分子として結合させる力が強い(“結合の手”が多い)ことから、様々な成分をつなぎ合わせる大切な役割を持っております。シリカは人体に約18g含まれ、あらゆる臓器の老化や酸化を防いでいます。皮膚や血管、毛髪、細胞壁などに多く分布しており、健康維持には欠かすことのできないミネラルです。
ケイ素・シリカは、水晶やガラスの主成分でもあり、人体の中でも硬い部位に比較的多く使われており、髪をはじめ、爪、皮膚、骨においても重要な成分となります。ただし、人間が食して吸収して体内で使うためには、植物由来である非晶質のケイ素(=水溶性)である必要があります。調べたところでは、サプリメントのケイ素としては、稲由来のケイ素・シリカなどが有名・人気なようです。
食事から非常に摂るのが難しいミネラルであるため、サプリメントをお勧めする一つの大きな理由となります。しかも、現時点では、医薬品では植物性ケイ素(シリカ)をメインとしたものが一つも存在していない、こともサプリが有利な点となります。
さらに、後述のコラーゲンを作るために必要な成分の一つでもあるので、本サイトで、最もおすすめる成分であるといっても過言ではありません。
体内のシリカの貯蔵量は加齢とともに減少し、さらに人間の体内で新しく作ることができないため、食事などから摂取しなくてはなりません。 一例として、麦やじゃがいも、青のりなどの食物に含まれていますが、最近ではシリカを手軽に摂取できるサプリメントや、ペットボトル飲料が販売されています。ケイ素・シリカは、髪・毛根のみならず、弾力がありしなやかな「血管の形成」をサポートしてくれる重要な栄養成分です。
ケイ素(シリカ)が多く含まれる食べ物:大麦、小麦、じゃがいも(皮)、アスパラ(※ただし、これらも含有量は高くないことは留意)
●大豆イソフラボン
男性ホルモンは、抜け毛や薄毛などに関わっていますが、ホルモンバランスを整える働きをするイソフラボンが、血流を整えることも含めて、毛髪・毛根に良い影響を与えます。具体的には、大豆イソフラボンは、男性ホルモンの働きを抑制して、女性ホルモンを活性化する働きがあります。そのため、いろいろな毛髪系のサプリメントに利用されているおススメ成分の一つです。
大豆イソフラボンが多く含まれる食べ物:納豆、大豆、豆腐、豆乳
●GABA
GABA(ギャバ)とはアミノ酸の一種で、ストレスを軽減させる効果やリラックス効果があることで注目されている成分です。
脳内の興奮を鎮め、平常心を保つ手助けをしてくれる癒しの存在です。また、血圧降下作用もあることから、高血圧から引き起こされる脳卒中などの予防にも働きかけます。
GABAによる、これらの効果のもとになる一つのメカニズムが、血管を拡張して血流を改善する働きです。GABAは、血流に対する機能でもストレス軽減の意味でも、毛髪に良い影響を与えるおススメの成分です。
GABAが多く含まれる食べ物:発芽玄米、大麦、ギャバロンティー(茶の葉)、モリンガ
●コラーゲンペプチド
コラーゲンはハリと弾力を与えてみずみずしく健康的な肌を保つ働きをしています。コラーゲンはタンパク質の1種であり、人間の身体をつくっているタンパク質のうち、約30%がコラーゲンとされています。コラーゲンは身体全体のあらゆる部分に存在しており、骨や血管などに多く含まれています。