ヒアルロン酸とコラーゲンってどんな成分?
お肌にいい成分として、コラーゲンの他に、「ヒアルロン酸」もよく耳にしますよね。
「ヒアルロン酸」は、 でんぷん質であるムコ多糖で、主にお肌や軟骨、目、関節液などに多く含まれていて、美容や健康面で重要な成分です。ヒアルロン酸は1gで約6ℓもの水分をキープすることができる高い保湿力が特徴。皮膚の真皮層では、コラーゲンやエラスチンといった主要な成分の隙間を埋め、水分を抱えこむ働きをします。これによって、お肌の潤いを保って、しわやたるみを予防してくれるのです。
そして、ヒアルロン酸がお肌のうるおい部分を担うのに対し、コラーゲンは、皮膚の約40%を占めるいわば肌の土台です。真皮の中に張り巡らされて、細胞と細胞をつなぐベッドのスプリングのような働きをしています。これが肌にハリと弾力を保つのに大きな影響を与えています。
影響し合うヒアルロン酸とコラーゲンを一緒に摂る
ヒアルロン酸はコラーゲンとの関係が深く、お互いに影響している状況にあります。
体内のコラーゲンが不足してしまうと、水分をもったヒアルロン酸を束ねることができずに、肌はたるんでしまいます。
逆にヒアルロン酸が減少すると、水分が減少するだけでなく、体内のコラーゲンが変質してしまい、肌のハリや弾力性がなくなり、シワやたるみができてしまいます。
このように、ヒアルロン酸とコラーゲンは互いに影響している成分ですので、コラーゲンだけ、ヒアルロン酸だけを摂取するというのではなく、バランス良く一緒に摂ることが美肌づくりに必要です。
サプリメントであれば、コラーゲンとヒアルロン酸を、一緒に摂ることも可能ですね。日々の習慣として、2種類一緒に摂ることがおすすめです。美肌づくりを意識されている方は、ぜひこのあたりも意識して取り組んでみてください。