おすすめ基準で選んだコラーゲンサプリ比較表
美容や健康にいいコラーゲン。でも、コラーゲンのサプリメントというと、本当に数多くの商品がありますよね。あまりに種類が多すぎて、違いがよく分からない、どれを選んだらいいか迷ってしまう、という方も多いのでは?
実際、サプリメントの業界では、商品によって粗悪品が混ざっている場合もあり、せっかく健康のために飲み始めたのに、効果がないどころか、かえって体に良くないというケースもありえます。買う立場の私たちも、正しい知識を身につけ、良質なものを選びたいですね。
コラーゲンサプリの良質さを決めるのは、まずは何といっても「効果」。
その際、最も大切な視点は、Chapter3でもご紹介した原料選びであり、魚由来の「フィッシュコラーゲン」のサプリを選ぶこと。最もおすすめのフィッシュコラーゲンは、豚などの動物性のコラーゲンに比べて、吸収のされやすさが7倍も違います。せっかくコラーゲンを摂取しても、十分に吸収されなければ、期待できる効果も薄いということです。
では、その「フィッシュコラーゲン」の中でも、さらにより良いコラーゲンサプリを選ぶときのチェックすべきことは何か。ここでおすすめしたいのは
- 【魚の原料】=効果が高く安全な「白身魚の皮」
- 【コラーゲンの形状】=効果が出やすく長続きしやすい「粉末」のもの
- 【分子量(低分子)】=吸収率が高い「低分子」
- 【添加物の有無】=安全で純度の高い「無添加」
- 【安全性】=化学薬品を使わない「加水分解法」
といった基準です。
まずは、おすすめ基準で商品を比較した表を見てみてください。
商品名 | 総合評価 | 天然・養殖 | 魚皮・鱗 | 形状 | 分子量 | 無添加・添加 | 化学品不使用抽出 | 安全の検査 | 1g単価 (送料込み) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 MOMOこらーげん/フレスコヘルスケア | 19 | ◎ 天然白身魚 |
◎ 魚皮 |
○ 粉末 |
◎ 超低分子 |
○ 無添加 |
◎ 加水分解法 |
◎ 総合検査あり |
17.8円 |
2位 マリンコラーゲンパウダー/アムリターラ | 16 | ○ 天然赤身魚 |
◎ 魚皮 |
○ 粉末 |
○ 低分子 |
○ 無添加 |
◎ 加水分解法 |
○ 一部あり |
28円 |
3位 フィッシュコラーゲン/ニチエー | 15 | △ 不明 |
◎ 魚皮 |
○ 粉末 |
◎ 超低分子 |
○ 無添加 |
△ 不明 |
◎ 総合検査あり |
16.8円 |
4位 マリンコラーゲンペプチド/イマダコーポレーション (※後継品:COLPE(コルペ)/2023年時点) |
15 | ◎ 天然白身魚 |
◎ 魚皮 |
○ 粉末 |
○ 低分子 |
○ 無添加 |
○ 酵素分解 |
△ なし |
23.4円 |
5位 ナチュレスリムコラーゲン/ナチュレリストプリント | 14 | △ 不明 |
◎ 魚皮 |
○ 粉末 |
○ 低分子 |
△ 難消化性デキストリン他 |
○ 酵素分解 |
○ 一部あり |
22円 |
6位 ナチュラルマリンコラーゲン/ドクターウエルネス | 12 | ◎ 天然白身魚 |
◎ 魚皮 |
○ 粉末 |
○ 低分子 |
△ 添加 |
△ 塩酸使用 |
○ 一部あり |
27.1円 |
7位 おさかなコーランゲン/大東物産 | 11 | △ 不明 |
◎ 魚皮、鱗 |
○ 粉末 |
○ 低分子 |
○ 無添加 |
△ 不明 |
△ なし |
4.5円 |
8位 マリン・コラーゲン/原料屋 | 11 | △ 不明(養殖) |
△ 鱗 |
○ 粉末 |
○ 低分子 |
○ 無添加 |
△ 不明 |
◎ 総合検査あり |
31.2円 |
9位 ザ・コラーゲン<パウダー>/資生堂 | 9 | △ 不明 |
△ 不明 |
○ 粉末 |
○ 低分子 |
△ 添加 |
△ 不明 |
△ なし |
21.6円 |
10位 天使のララ/エミネット | 8 | △ 不明(養殖) |
△ 鱗 |
△ 液体 |
△ 不明 |
○ 無添加 |
△ 不明 |
△ なし |
28円 |
11位 ザ・コラーゲン リラクル <ドリンク>/資生堂 | 7 | △ 不明 |
△ 不明 |
△ 液体 |
△ 不明 |
△ 添加 |
△ 不明 |
△ なし |
270円 |
コラーゲンサプリ商品は本当にたくさんあるものの、実際に商品の案内ページを見ても、情報がほとんど公開されていないものの方が圧倒的に多いのが実情です。「コラーゲン○○mg」「美肌のために」「毎日の習慣に」などとだけ書かれていても、それは効果や安全を保障してくれるものではありません。企業としては、販売に不利となる情報は載せないもの。逆に、本当に質の高い商品であれば、その根拠となる情報を載せているはずです。ここでは、本当におすすめのコラーゲンを選ぶために、各企業の宣伝意図も加味しています。
ここでは、十分に情報が公開されている商品を中心に、比較表を作成しました。(一部参考までに大手商品で情報が非公開のものも載せています)。
ランキング第一位の「MOMOこらーげん(フレスコヘルスケア)」は、本サイトの厳格かつ多角的な調査と評価の結果、自信を持って推奨できる正真正銘のおすすめ商品です。
最近、人気のfResco(フレスコ)ブランドの「MOMOこらーげん ~健骨・健美の礎~」は、天然鱈由来100%の超低分子のフィッシュ・コラーゲンペプチドのパウダーです。18種類のアミノ酸を1度に摂取でき、さらに「安心の脂肪分0%」でしかも、造粒にもデキストリン等も使っておらず「完全無添加」で、脱臭に化学薬品等も一切不使用の超高品質のコラーゲンペプチドです。さらに原料商社の直営ブランドだからこそのリーズナブルな価格を実現しています。
また、ランキング第二位の「ラインコラーゲンパウダー(アムリターラ)」は化学溶剤を使わない天然の鮭の皮を使用しておりますので、こちらも安心してお飲みいただける商品です。
ランキング第一位~第三位の商品は下のURLから検索が可能ですので、ご興味を持たれた方はぜひご覧ください。
「MOMOこらーげん(フレスコヘルスケア)」等のおすすめ商品は、テレビCMなどにお金を使っているわけではないのでまだ有名ではないかも知れませんが、以下で説明する明確な基準での評価を行った結果として、コラーゲンサプリとしての優秀さは間違いありません。CMの女優などに惑わされて本当に重要な点を見失わず、企業ブランドや、謳い文句に惑わされず、どのサプリ商品が本当に信頼できるのか、よく見定めましょう。
画像元:Amazon.co.jp
第1位 MOMOこらーげん
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第2位 マリンコラーゲンパウダー
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第3位 フィッシュコラーゲン
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画像元:楽天
第4位 マリンコラーゲンペプチド
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第5位 ナチュレスリムコラーゲン
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第6位 ナチュラルマリンコラーゲン
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コラーゲンサプリを見極めるオススメの選び方
では、商品をチェックするときの具体的なポイントをご紹介していきます。
おすすめの選び方1:コラーゲンサプリ原料は「天然白身魚の『皮』」
同じフィッシュコラーゲンのなかでも、「魚の皮」それも「天然の白身魚」から作られたコラーゲンが最もおすすめです。
魚の皮由来のものは、天然の海水魚の皮から加熱・酵素処理でコラーゲンを抽出するのに対し、ウロコ由来のものは、多くは中国原産の養殖魚からとったウロコを、塩酸で溶かしてコラーゲンを抽出しています。その塩酸によって、コラーゲンの質が劣化してしまうため、ウロコ由来のものは、皮由来のものに比べて効果が薄いと言われています。また、処理に使用した塩酸がコラーゲンに残留している問題もあるため、安全面でもリスクがあります。
また、魚の皮でも、養殖より天然、それも赤身魚より白身魚の方がもともと低体温であるため、分解温度が低く、吸収がされやすいことが分かっています。
⇒詳しくはChapter3「原料で違う!コラーゲンの性質比較まとめ」へ
コラーゲンサプリを選ぶ際は、まず原料を確認して「フィッシュコラーゲン」で「魚の皮」から抽出されたものかを確認してみましょう。
おすすめの選び方2:コラーゲンサプリの形状が「粉末」
コラーゲンサプリといっても、形状にもいろいろなものがあります。粉末、錠剤、液体、ゼリー状のものなど、それぞれ特徴がありますよね。
ただ、せっかく健康のために摂るならば、「粉末」が最もおすすめです。なぜなら、
- 吸収しやすく低分子化した「コラーゲンペプチド」を使った商品が多い
- 無添加のものが多く、コラーゲンの純度・含有量が高い
- 食べ物や飲み物に好きな量を加えられるなど、自由度が高く、味に飽きない
- 比較的価格が安く、コストパフォーマンスが高い
といった利点があり「効果」と「続けやすさ」の点で優れているからです。
コラーゲンは飲み続けてこそ効果の出るものですから、ぜひその点を考慮してみてください。長く続けて効果を期待するなら、粉末タイプ、やはりおすすめです。
おすすめの選び方3:コラーゲンの「吸収率」の良さ
コラーゲンはもともと分子が大きく、体内で吸収されにくいのが難点。ですから、吸収率が高まると、それだけ効果に大きく影響します。では吸収率の良いコラーゲンとは、どんなものか?それは上記でもふれたように、まず原料が魚由来のフィッシュコラーゲンであることがひとつ。もう一つは、分子量です。コラーゲンは加工によって、小さく分解することができ、いわゆる「コラーゲンペプチド(低分子コラーゲン)」と呼ばれるものの方が、吸収率が高くなります。
また、同じ「低分子」を謳っていても、商品によって、どれくらいの小さな分子量なのかは各社によって異なります。一般的なものは「分子量3000~10000」となっていますが、なかには「超低分子」といって「分子量2000~3000」などの非常に小さく、吸収されやすく加工されたものもあります。分子量が小さいほど、吸収率は高まりますので、ぜひより低分子のものを選ぶようにしてください。
おすすめの選び方4:「無添加」のコラーゲンサプリか?
コラーゲンのサプリと言っても、実は原材料名を確認すると、コラーゲンだけでなく添加物が入っているものも多いです。添加物は、コラーゲンの純度を下げるだけでなく、種類によっては、発がん性や免疫機能を低下させるなど、体に悪影響のある成分もあります。せっかく美容・健康のために摂ったコラーゲンの効果を相殺してしまったり、マイナスの影響が出てしまっては、サプリメントを摂る意味がありません。
また、添加物自体が、体内で解毒化のために、肝臓に負担をかけてしまいます。肝臓の負担は活性酸素を発生させ、お肌の老化など、体を錆びつかせるもと。 ですから、最もおすすめは、やはり「無添加のもの」。サプリの中では、粉末状のコラーゲンが比較的、無添加のものが多い傾向にあります。原材料表示をよく見て、無添加のものを選ぶようにしましょう。
おすすめの選び方4:コラーゲンサプリの「安全性」が高い
サプリメントを選ぶ際に、意外に見落とされがちなのが「安全性」。コラーゲンのサプリメントも、それぞれの製造過程によって、さまざまな危険をはらんでいます。
ひとつは、先にも述べたとおり、原料の問題。感染症や残留薬品の危険がない「天然の魚の皮」が最もおすすめです。
また、製造工程で化学薬品を使う場合も、リスクが伴います。多くの場合、コラーゲンを抽出する過程で、アルカリや塩酸、酵素などを使います。これらの薬品は、抽出したコラーゲンに残存するリスクがあり、安全とは言い切れません。
最新の薬品を使わない加水分解法であれば、薬品を使うことなく、純度の高い、安全なコラーゲンを抽出することができます。ですから、その製造工程を採用している商品がおすすめです。
また、工場内の安全検査、感染症の菌(大腸菌、サルモネラ菌など)や残留農薬などの安全基準は多様にあります。安全面での多様な検査をしていることが分かれば、安全面でも安心感が高いですね。
ただし、製造工程や検査基準を公開している会社は少ないのも事実。製造・販売の窓口に問い合わせれば、たいていの場合、答えてもらえると思います。また、質と安全にこだわりのある会社であれば、HPや商品説明のページなどで紹介している場合もあります。何といっても健康食品・サプリメントは安全が第一。安心と健康のために、サプリメントの安全性についても注目してみるのがおすすめです。