ビタミン・ケイ素×コラーゲンアイキャッチ502 Chapter 5 コラーゲンサプリにおすすめの組み合わせ

コラーゲンにビタミン・ケイ素をプラスで健康な骨づくり

コラーゲンといえば美容のイメージが強いですが、実は骨密度のアップ、丈夫な骨づくりにも効果的です。

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より健康な骨づくりには、さらに一緒に摂る栄養素にも注目したいところ。コラーゲンの摂取効率を高めてくれる、骨づくりに相性のいい栄養素はいくつかあります。ここでは特におすすめの「ビタミンC」「ビタミンE」「ケイ素」の3つをご紹介します。

ビタミンCとコラーゲンの相乗効果

コラーゲンを体内で合成するのに欠かせないのが「ビタミンC」。タンパク質であるコラーゲンは、一度体内でアミノ酸に分解され、吸収された後、再生成されて骨に届きます。その再生成をサポートするのがビタミンC。合成に必要な酵素の働きを助ける「補酵素」としての役割があり、コラーゲンの効果的な摂取に活躍してくれる栄養素です。
ビタミンCが欠乏してしまうと、コラーゲンを生成する量が減ってしまうだけでなく、作られるコラーゲンは不安定な状態になります。そのため骨が弱くなりやすくなってしまいます。ですから、ビタミンCと一緒に摂取した方が、確実にコラーゲンを効率よく摂取することができるんですね。

ちなみに、ビタミンCは水溶性ですので、体内にためておくことができず、多く摂ったとしても使わなかった分は体外に排出されてしまいます。
そのため、一度にたくさん摂るのではなく、毎日こまめに一定量を摂る必要があります。コラーゲンもまた、継続的に摂ることで効果を発揮するものですから、毎日の習慣としてビタミンCと両方を摂ることができるといいですね。

コラーゲン合成におけるビタミンCの役割

ビタミンEとコラーゲンの相乗効果

コラーゲンは血液を介して身体に供給されます。ですから、血の巡りが良くなければ、しっかりと体に供給されていきません。ビタミンEは血液の流れを良く する作用があるため、コラーゲンと一緒に摂ることで吸収率が高くなります。
また、ビタミンEには代謝を活発化させたり、抗酸化作用によるお肌のアンチエイジング効果も期待できます。
骨のためにはもちろん、美容効果という意味でも、積極的にコラーゲンと一緒に摂りたい栄養素のひとつです。
ビタミンEは脂質と一緒に摂ることで吸収率が高まるので、油で炒めるなどの調理法を活用するとよりしっかり吸収できます。
ただし、美容の点から油を摂ることが気になる方は、サプリメントで摂るのも良いでしょう。

ケイ素とコラーゲンの相乗効果

ケイ素とは、数多くある天然ミネラルのうちのひとつ。
米英共同の「フラミンガム研究」においては、ケイ素はカルシウムよりも骨密度を上げる効果があると言われています。それは、ケイ素がコラーゲンを束ねて生成する役割を担っているからだと言われています。
また、コラーゲンの層を結びつきを強くし、接着させる効果もあり、骨にコラーゲンが定着するのを助ける効果もあります。実際、ケイ素が不足すると、骨をはじめ、コラーゲンで生成される部分(肌、爪、髪など)の結合組織が弱くなるといわれています。
ケイ素は、繊維質のコラーゲンとカルシウムを接着させ、いわゆる骨密度を高め、しなやかで頑丈な、健康な骨を作るのに役立ちます。
コラーゲンの働きを高め、健康な骨づくりを目指すなら、ケイ素と一緒に接することが望ましいと言えるでしょう。

コラーゲン合成におけるケイ素の役割

コラーゲンとの同時摂取を避けたい「糖分」

コラーゲンと一緒に摂るのを避けたいのは「糖分」です。
せっかく美容・健康に効果があるコラーゲンを摂ったとしても、吸収を妨げる栄養素を摂取していたら、台無しになってしまいますよね。
実は、糖質はコラーゲンを糖化させ、変質させることで、コラーゲンの質は劣化してしまいます。コラーゲンの糖化が起こると、タンパク質にAGE(老化物質)が増えてしまうのです。そのため、飲みやすさ重視で、糖分が付加されているコラーゲンは選ばないように注意したいところです。
コラーゲンの生成を妨げる以外にも、過度な糖質の摂りすぎは、生活習慣病を引き起こす原因となりますし、美容・健康の大敵ですね。日頃から気をつけるようにしましょう。

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