
夜間のトイレ
膀胱は夜間でも尿を溜めます。
しかし、通常は夜間に溜めた尿は、翌朝に目が覚めてから排出します。
ですが、夜間に尿を出してしまう場合があります。
このように尿を出すために、1回でも夜間に目を覚ましてトイレに行く症状を夜間頻尿といいます。
夜間、トイレへ行くために目を覚ます原因は大きく分けると2種類あります。
ひとつは頻尿です。
膀胱から尿を排出したくて、夜間に目が覚めてしまいます。
実際に尿が溜まっているため、トイレへ行くと尿がでます。
もう一つは睡眠障害です。
ストレスが溜まっていたり、不十分な睡眠や浅い眠りをしていると、夜中に目が覚めてしまいます。
夜間に目が覚めるのが気になってトイレに行ってしまいます。
膀胱に一定量尿が溜まってない場合もあり、尿がでないこともあります。
高齢になればなるほど、睡眠は浅くなりやすく、夜間頻尿になりやすいです。
夜間頻尿におすすめの成分
ここでは、夜間頻尿の対策・改善が期待できる成分の一部をご紹介します。
・亜鉛
頻尿の場合、前立腺肥大症が原因になっている場合があります。
詳しい原因はよくわかっていませんが、男性ホルモンの増減が関係していると考えられています。
亜鉛不足になると男性ホルモンが正常に働かない為、前立腺肥大症になるようです。
そのため亜鉛を補給すると、男性ホルモンが正常に働くことが期待でき、夜間の頻尿の改善が期待できます。
・アキノワスレグサ
アキノワスレグサは、昔から沖縄などで安眠やリラックス効果が期待できる植物として食べられてきました。
それが近年の研究で、アキノワスレグサに含まれているオキシピナタニンという成分が、浅い眠りや中途覚醒を改善するため、安眠やリラックス効果があることが明らかになってきています。
・カボチャ種子エキス
海外では尿トラブル向けの薬の原料としても使用されることのある、ペポカボチャというカボチャの種子がよく使用されています。
ペポカボチャには前立腺肥大症や過活動膀胱などの対策・改善が期待できる成分が含まれています。
・GABA
GABA(ギャバ)は抗ストレス作用が期待できる天然アミノ酸の1種で、体内にも存在しています。
通常は睡眠中に体内で合成されるのですが、眠りが浅い、ストレスから熟睡できない、寝る前に脳が興奮しているなどの場合、深い眠りができません。
浅い眠りをしてしまうと、夜間に目が覚ましやすくなり、トイレに行きたくなる場合があります。
そのため、GABAなどの成分を摂取して、寝る前は脳をリラックスさせましょう。
・クランベリーエキス
北アメリカ原産のフルーツであるクランベリーを使用したエキスです。
クランベリーには抗菌効果が期待できる成分が含まれているため、尿路感染や膀胱炎などが原因の頻尿の対策・改善が期待できます。
・高麗人参
高麗人参には、脳の興奮を整えたり、ストレスの鎮静化などが期待できるサポニンという成分が含まれています。
ストレスを改善することで、睡眠の質の改善が期待できます。
・シーベリーエキス
グミ科の植物であるシーベリーから抽出したエキスです。
頻尿の原因となっている、前立腺肥大症や過活動膀胱の改善が期待できる成分です。
・ノコギリヤシエキス
ノコギリヤシエキスは、頻尿の原因の1つである前立腺肥大症の改善が期待できる成分です。
頻尿になると夜間でもすぐに尿意を感じるようになり、深い眠りが出来なくなる場合があります。
頻尿が改善出来れば、深い睡眠を行なうことができるようになります。
・ビタミンE
ビタミンEは強い抗酸化作用をもつ成分です。
近年の研究では、頻尿の原因の1つである過活動膀胱は、過剰な活性酵素による体の酸化が原因ではないかと考えられています。
そのため、活性酵素から体の器官を守る抗酸化作用のある成分を摂取することで、頻尿対策・改善が期待できます。
・ボタンボウフウ
屋久島産などの、イソサミジンという成分が含まれているボタンボウフウには、膀胱の過剰な収縮の改善が期待できます。
・ホップ
ホップはビールの香りづけなどに使用されているハーブの1種です。
殺菌効果があり、ビールで菌の繁殖を抑えて保存性を高めるために使用されています。
しかし、ホップには殺菌効果以外にも不眠症の改善や、自律神経の安定などの働きが期待できるようです。
・リコピン
トマトなどに含まれているリコピンには、抗酸化作用や抗ガン効果が期待できます。
前立腺がんになり、進行すると膀胱などを圧迫するため頻尿になる場合があります。
前立腺がん対策のためにも、リコピンを摂取するようにしましょう。