第5章 認知症・物忘れ・ボケ向けサプリメントに含まれる成分
〜サプリメントを使って認知症・予防・ボケ予防対策を〜

【506】認知症・物忘れ・ボケ予防の食品・サプリの超おススメ「成分・材料」一覧

(1)認知症・物忘れ・ボケ予防に効果のある超おススメ成分

多数ある栄養成分の中から、本サイトで厳選した「認知症予防が期待できる超おすすめ成分」を紹介します。

本格派・人気の有効成分

  • ① バコパエキス
  • ② イチョウ葉・イチョウ葉エキス
  • ③ DHA(④EPA)

実力派・お馴染み飲料成分

  • ①ナットウキナーゼ
  • ②トランスレスベラトロール(赤ワインポリフェノール)
  • ③エビガロカテキンガレート(お茶のカテキン)
  • ④フェルラ酸

お手軽GABA・ミネラル成分

  • ①銅
  • ②亜鉛
  • ③GABA

また、本サイトがメーカーによる成分原料の説明や、臨床試験データ、 情報量の多さなどの調査結果の分析をした結果、 特におすすめの厳選成分は「パコパエキス」「DHA」「イチョウ葉エキス」「ナットウキナーゼ」「カテキン」「銅」「亜鉛」などです。
このような成分が入っているサプリメントを検索して色々探してみましょう。 もちろん、本サイトの他の紹介している成分もあるので、その成分も含め、いろいろ組み合わせて探してみてください。 サプリメントではなく、日常の食事から取り入れることもできます。

(2)【成分・材料の一覧】認知症・物忘れ・ボケ予防の食事・食品・サプリ用

多数ある栄養成分の中から、本サイトで厳選した「認知症予防が期待できる超おすすめ成分」を紹介します。

成分 バコパエキスおススメ度★★★
主機能 記憶力と学習能力の向上、神経伝達物質の合成促進、アミロイドβの蓄積抑制
詳細 バコパエキスの主な効能は、 アルツハイマー型認知症の原因の1つともいわれているたんぱく質「アミロイドβ」の蓄積を抑制し、記憶力や学習能力を向上させることです。 また、バコパエキスには、老化によって減少する神経伝達物質を合成促進し、分解抑制する作用もあります。 これによって、老化による物忘れの予防にもつながります。 バコパサポニン含有エキスを使った記憶検査では、 記憶機能が低下している人を対象にバコパを摂取させたところ、 全記憶スコアが有意に改善されたという結果が出ています。 このように、バコパには記憶機能に関連する力があるということも証明されています。
【バコパエキスが多く含まれる食べ物】機能性表示食品・サプリ
成分 イチョウ葉エキスおススメ度★★★
主機能 血行促進・血流改善、抗酸化作用、アミロイドβの蓄積抑制
詳細 イチョウ葉エキスには、血行促進の効果があるといわれている「フラボノイド」と強い抗酸化作用を持つ「ギンコライド」の2種類の健康成分が含まれています。 アルツハイマー型認知症の原因の1つともいわれている「アミロイドβ」の蓄積を防ぐ働きがあります。 また血流改善の働きがあリ、脳血管性認知症に関しても効果が期待されている成分です。
【イチョウ葉エキスが多く含まれる食べ物】機能性表示食品・サプリ
成分 DHAおススメ度★★
主機能 脳細胞の活性化、アミロイドβの蓄積抑制
詳細 DHAには、脳神経の酸化障害から保護する働きがあると言われています。 また脳神経を再生し、情報伝達の維持に役立ちます。アミロイドβの蓄積を抑制することも知られています。 DHAの濃度が上昇することで、ヘモグロビンの量が上昇し、脳細胞が活性化することが報告されています。 ヘモグロビンは、脳内に酸素を運ぶ重要な役割を担っています。
【DHAが多く含まれる食べ物】青魚(イワシ、サバ)
成分 レスベラトロール(赤ワインポリフェノール)おススメ度★★
主機能 抗酸化作用、抗老化作用、血流改善、アミロイドβの分解促進
詳細 レスベラトロールは、赤ワインに含まれるポリフェノールとして有名です。 抗酸化作用、抗老化作用があり、血流の改善にも効果的といわれています。 アミロイドβの分解促進の効果も知られており、アルツハイマー型認知症の治療薬としても期待されています。 研究では、トロベラトロールの摂取により、血管が拡張しやすくなりました。 これにより動脈硬化や脳血管疾患などの疾患の予防期待されています。 そして、これは脳血管疾患から起こる認知症の予防にもつながります。
【レスベラトロールが多く含まれる食べ物】赤ワイン、ぶどうの果皮、ピーナッツの皮
成分 ナットウキナーゼおススメ度★★
主機能 血栓を溶かしやすくする
詳細 ナットウキナーゼは納豆のねばねばのもととなる納豆菌に含まれており、酵素の1つです。 血栓を溶かしやすくして、血栓症などの予防として有名な成分ですが、認知症予防にも作用するといわれています。 血管を詰まらせにくくするため、脳血管障害を予防し、結果として血管性認知症の予防にもつながります。
【ナットウキナーゼが多く含まれる食べ物】納豆
成分 カテキンおススメ度★★
主機能 脳の老化予防、抗炎症・抗酸化作用
詳細 カテキンには、抗炎症・抗酸化成分が多く含まれています。 これにより特に脳の老化を予防する効果があることがわかってきました。 特に緑茶は、血栓や血液凝固のリスクを低下させます。
【カテキンが多く含まれる食べ物】緑茶、紅茶、ウーロン茶
成分 GABAおススメ度
主機能 ストレス緩和・リラックス
詳細 若い頃にうつ病を発症した人は、アルツハイマー病と血管性認知症のリスクも高まることがわかっています。 また、スウェーデンのヨーテボリ大学が行った研究によれば、不安や嫉妬といった感情を中年期に多く持っていた人は、 老年期にアルツハイマー病になるリスクは約2倍に上るそうです。
【GABAが多く含まれる食べ物】発芽玄米、トマト、チョコレート、キムチ
成分 おススメ度
主機能 神経・血管系の健康維持
詳細 銅には、貧血の防止や赤血球の形成を助ける働きがあります。体内の銅が不足すると、貧血や心血管系や神経系の異常、 知能低下や中枢神経障害などの症状が発生します。 銅を適度な量、日々摂取することで、神経系や血管系の健康が保たれ、 神経や血管系の疾患と関わる認知症の予防にもつながります。 アミロイドβと銅の一部が結合することで、アミロイドの増加を阻むことが確認できました。 そのため、銅による認知症予防の効果が期待されています。
【銅が多く含まれる食べ物】レバー、牡蠣、イワシ、しいたけ
成分 亜鉛おススメ度
主機能 脳の機能維持、神経伝達物質の生成サポート
詳細 亜鉛は脳機能にも不可欠であり、脳内では記憶の中枢である海馬に多く分布しています。 亜鉛欠乏になるとこの海馬から亜鉛が消失し、記憶学習障害を誘発します。 記憶力を保つには神経伝達物質が正常に作られ、働く必要があります。 この神経伝達物質を作るのに必要なのが亜鉛です。 亜鉛が体内に十分にあることで、脳の機能を高めることが期待できます。
【亜鉛が多く含まれる食べ物】牡蠣、卵、油揚げ、カシューナッツ

上記は、2023年時点での調査となります。皆様も、さまざまなサイトやお店で情報を集めて検討してください。
なお、食事療法やサプリメントやその成分は、薬や医療技術・治療とは違い、また医薬効果を目的としていません。
薬や医療技術・治療については、病院や医師のご意見をしっかりと伺ってください。

(3)認知症・物忘れ・ボケ予防・改善の要点まとめ

認知症の原因リスク因子は12つあります。

①  教育歴 ②  難聴 ③  頭部外傷
④  高血圧 ⑤  過剰飲酒 ⑥  肥満
⑦  喫煙 ⑧  抑うつ ⑨  社会的孤立
⑩  運動不足 ⑪  大気汚染 ⑫  糖尿病

これらのリスク因子は予防することで認知症を回避できる因子です。 この変えられる因子によって認知症が発症する割合は40%。 つまり、これらの因子を回避すれば、認知症の40%は予防と考えることができます。 原因因子には生活習慣病が多く、規則正しい生活やバランスの良い食事を心がけることが重要です。

認知症・物忘れ・ボケの6つの予防対策

  • ①運動
  • ②知的活動
  • ③コミュニケーション
  • ④治療・医療での対策
  • ⑤薬・医薬品での対策
  • ⑥食事改善・サプリメントでの対策

認知症による物忘れやボケを予防するためには、上記の6つの方法で予防対策をおこない、認知症になりにくい生活習慣を心がけることが大事です。

本格派・人気の有効成分

  • ① バコパエキス
  • ② イチョウ葉・イチョウ葉エキス
  • ③ DHA(④EPA)

実力派・お馴染み飲料成分

  • ①ナットウキナーゼ
  • ②トランスレスベラトロール(赤ワインポリフェノール)
  • ③エビガロカテキンガレート(お茶のカテキン)
  • ④フェルラ酸

お手軽GABA・ミネラル成分

  • ①銅
  • ②亜鉛
  • ③GABA

バコパエキス、イチョウ葉、DHA(EPA)はとても有名で認知症や記憶力・学習力に関するヒトの臨床試験の結果データも公開されている本格的な成分です。他にも、ナットウキナーゼやトランスレスベラトロール(赤ワインポリフェノール)エビガロカテキンガレート(お茶のカテキン)、フェルラ酸などが有名な実力派成分です。さらに、お手軽成分やミネラルとして、銅、亜鉛、GABAもおすすめです。 皆さんも、各自の方法で、これらの複数の推奨成分が出来るだけいろいろと入っているサプリメントを探してみましょう。

改めて、以下の検索ボタンも活用して、色々とお気に入り、おススメの食品・サプリをさがしてみましょう。

なお、食事療法やサプリメントやその成分は、薬や医療技術・治療とは違い、また医薬効果を目的としていません。 薬や医療技術・治療については、病院や医師のご意見をしっかりと伺ってください。
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※本サイトの調査は以下の調査に基づきます。

認知症・物忘れ・ボケ予防として効果のあるおすすめ成分・人気成分を独自の方法で調査しております。

本サイトの情報も参考の一つとしていただき、皆様もそれぞれの任意の方法で情報を確認して検討していただければ幸いです。

【調査概要】

調査目的:認知症・物忘れ・ボケ予防の食品やサプリの成分・材料情報の調査

全調査の実施者:認知症・物忘れ予防医学推奨委員会 調査係

調査実施期間:2023年3月~4月

内容の調査対象範囲: google検索とyahoo検索によるメーカー企業サイトや栄養成分の説明サイト及び書籍調査